このCDはミュージックとして軍艦マーチを聞くためのものではなく、行進曲『軍艦』という我が国の音楽史における名曲を研究した者の研究発表、言わば音の出る歴史論文と言うべきものである。それにしてもよくぞここまで研究しつくしたものだ。見事である。
戦後日本は、戦勝国の価値観に振り回された自己否定の時代と言っても間違いなかろう。私自身、君が代を学校で習ったことはなく、辞書で歌詞を探し、頭の中に残っている曲に合わせて練習したものだった。多くの日本人は、君が代の歴史、意味を知らない。反対派の急先鋒の人間すら、(いやだからこそ)知らないのが現状なのだ。君が代には沢山のバリエーションがあり、聴くだけで日本人としての魂が洗われるような気分になる。君が代と関連した楽曲が合わせて26曲も収録されている。これは永久保存版である。「血にまみれた専制政治の歌」などという発言は、妄言としか言いようがない。
このCDは単なるCDではない。付属の冊子がちょっとした読み物となっており、君が代の出来た経緯、収録された歌のそれぞれの小話がついている。文字が少し小さいので読み難さは否めないが、これを読めば、日本を、君が代をもっと好きになるだろう。日本国には君が代しかないことが、私もこのCDを買って理解することが出来た。
校舎の一画に野
犬の群れを封じ込める作戦を決行、だが全てが予定通りにはいかない。さらに
外から新たな敵、イノシシ来襲。恐怖と疲労、殺されていく仲間、高校生たちと狂った野生動物の
知恵比べの結末は…。
犬を辛くも何とかした(と言っても閉じ込めた
犬たちが餓死するまでにはだいぶかかりそう)と
思ったら今度はイノシシ。とりあえず一体だけですが人間など簡単にはねとばす重量級。こいつを
何とかしようと悪戦苦闘するのが今回のメイン。緊迫感と迫力はそれなりにあって面白いですけど、
作画がもう少し上手だったらと思うと惜しい。
次あたりで動物たちが凶暴化した原因がそろそろ明かされるかもしれません。