新作OVAまでついてこの価格。これは是非買いでしょう。おすすめです!
迷っている方、背中を押しますよ!(尤も私は単巻持っているので買いませんけどね)
『おねてぃ』の続編と考える向きもあるようですが、私自身これはパラレルな世界観だと考えます。
テレビ放映開始当時、この作品のことは予め知らずにいましたが、
「おねてぃ」は私をアニメに引き戻した記念碑的作品なので、
予備知識は無くとも、「あの夏」第一話を見たとき、そのオマージュ作品だとすぐにピンと来ました。
その印象はオープニングから強烈で、美しい作画はもちろんのこと、
主題歌を歌うRayの爽やかな歌声は、澄んだ夏の風が吹き渡るようで、
嘗てKOTOKOに出会った強烈なインパクトを思い出させるようでしたし、
何かもう、端から術中にはまる自分を感じていました。
夏の信州という舞台、眼鏡という小道具を踏襲した羽音たらくのキャラクター(原案)に有頂天になり、
見とれるように第一話を見終え、ほとんど直感的に単巻Blu-rayを全巻予約していました。
けれども見進めて行くうち、幾つか気になる点が生まれてきました。
まずは檸檬先輩のキャラが「おねがいツインズ」の苺たん、まんまであること。
(というのも「おねてぃ」と「ツインズ」では苺のキャラはだいぶ異なります。
単独では及第点でも「おねてぃ」の続編として見たら、場所や人物がカブるだけに、
むしろマイナスイメージが強かった「ツインズ」)
次に、沖縄回の海人のTシャツが・・・
「あの花」でもそうであったように、まるで某殺虫剤のCMを連想させるが如く
個人的にあり得ないダサさであったこと。(その一点で「あの花」単巻購入を断念した経緯が私にはあります)
さらに、「裸族」という個人的に耳慣れない言葉と、それにまつわる美桜の悩みが正直理解し難いこと。
以上がネックとなり、一時は予約継続を躊躇しましたが、出会いの直感を信じ敢えて全巻予約購入しました。
・・・果たして、その決断に後悔が生まれることはありませんでした。
唯一後悔するとしたら、
敢えて第8話以降のTV視聴を中止し、最終巻が手元に届くのを待って、Blu-rayで全話通して視聴したため、
私が最終話を見終えた時、既に2012年の「夏」が後方に退いていたことくらいでしょうか。
8話をターニングポイントに、9話以降で急展開を迎え、危機に瀕し、ラストはハッピーエンドに、という構成は
「おねてぃ」によく似ていて(尤も本作のハッピーエンドはさりげないので、一見見過ごしてしまいかねませんが。)
また、終盤シリーズの原点の場所である木崎湖に立ち帰る等、
ファンの心情を汲むように「おねてぃ」のオマージュ作品であり続けたことは愛しさを増しました。
また檸檬先輩のキャラは終盤に於いて「おねがいツインズ」の苺たんを凌駕するように、傍観者の枠をはみ出し、
いいキャラ立ちを見せてくれます。
彼女に関しては「おねてぃ」へのオマージュ、というかパロディとなる台詞があったりしたこともGOODです。
「おねてぃ」とはパラレルな世界観で描かれる本作は厳密に続編ではないと思いますが、
それでも「あの夏で待ってる」は、「おねがいツインズ」以上に、
「
おねがい☆ティーチャー」の正統なる後継の資質を備えたという印象を嘗て抱いたものでした。
ご存知五木ひろしのご令室だけあって、むっちり感が堪りません。Bトップの露出こそありませんが、随所に濡れ場が、、、特にラブホでの純白のスリップ→ブラ&パンテイー→本場とアパートでの着衣のままバックで挿入されるシーンで思わず右手の動きが早くなります。少しポッチャリした感じが好きな方に特にオススメします。こんな女性と毎日○○できるひろしが羨ましい、、、ただしこれはAVでもVシネマでもありません。あくまであの和由布子がここまで、、、といったお宝映像ですのでご承知おきを(笑)
田中希代子さんは60年台に活躍されたピアニストですが、病が若い気鋭のピアニストから表現手段を奪い引退を余儀なくさせました。田中さんは引退後は後進の育成に力を発揮され、96年に64歳でこの世を去られました。田部京子さんとかが愛弟子です。いま、AVEXから売り出し中の菊池洋子さんは最後のお弟子さんだそうです。60〜70年台にN響のコンマスをされた田中千香士さんは弟さんです。
さて、この「子供の領分」は、私にとっては思い出のある盤で、私が中学生の頃である70年台前半に親から買い与えられたものです。私は、この盤をきっかけにして
フランス音楽にのめり込んで行きました。録音はそのさらに10年前の61年。70年には既に田中さんの指は動かなくなっていたとのことです。(当時はLPでした。ちなみに今日、当時のLPを手に入れようとするとヤフオクで10万円くらいします)
演奏は、聴いていると自然に体が動き出すような、生理的に無理のない演奏で、かつワイセンベルグのように点描画を描いていくような正確なリズムが緊張感を作り出し、うまいバランスの上に成り立っています。
なお、日本人の女流で、田中さんの演奏に匹敵する演奏はその後見当たりません。(キキ柏木さんという方の演奏は、次点に推薦できると思いますが・・・)