この最後の下りが好きだ。自分は、人々の足もとを照らす月でありたいと言う。優雅な人である。
ファンとしては、Gackt job のメンバーYouとの出会い、バンドでは始めはドラマーであった
というエピソードは嬉しい。やんちゃをしていた若かりし頃の話。そばにこんな人がいたら、きっと私は
ついて行けないだろう。その命知らずの生き方が、ある一人の男性と出会うことで一転する。
自分の人生を素敵なものにしよう、とGacktは思い始める。
今では、自分の身内ではない「ファミリー」が存在すると言う。友達が少ないと常々口にする
Gacktだが、良い仲間、同士には囲まれているのだ。
野次馬根性のある私が一番興味がそそられた、韓国人女性との結婚と離婚については、
さらりと流されいて、こんなものかな、と感じた。しかし、
Gacktは決して読み手のファンを
困惑させるような話しはしないのだとも思う。
それにしても…人生を達観しているような人である。やはり私は、これからもGacktから目が
離せないだろう。読後に、きっとそう思わせてくれる。ファンならば必読。そうでない方にもお勧め。
V2版のがくっぽいどを持ってない者としての意見です。
男性ボーカ
ロイドとしては数少ない、パワーのある音源だと思います。
また、現在出ているVOCALOIDの男性ライブラリでは最も得意音域が広く、そこが大きな魅力の一つでもあります。
とくに低音域に独特の力みがあるのでオケに埋もれにくく、DAWでのミックス作業が捗ります。
ただ、これが苦手な人も少なくないので一長一短です。
言ってしまえばネチネチした声です。ややしつこく感じるところがあります。
反面、これを逆手にとれば他のボーカ
ロイド以上に人間味のある歌い方をさせることができます。
よく低音ボカロとして謳われますが、高音でも得意音域内であれば十分安定します。(得意音域の最大値であるC4を越えると急に薄っぺらくなるので程々に。)
しかし低音で歌わせるとより声がねっとりするので独特さが強まります。また、この音源で神調教といわれる作品は比較的低音域を歌わせてる傾向にあります。
さ行の発音がたまに舌っ足らずに聴こえるので注意。(具体的には「さ」が「すぁ」に聴こえたり、「し」が「んすぃ」に聴こえる場合があります。)
これはVELやノート設定でも対処しづらく、最悪、トラック分けで対処したことすらありました。
なお、ベタ打ちで歌わせるにはややの難があります。
ベタ打ちでも真っ直ぐ歌ってくれるV3 KAITOやVY2とは異なり、V3 Lilyのベタ打ち状態のような流し読み、棒読み感があるので、VELやDYN、PITなどパラメータの働きをある程度理解していないと扱いに苦心すると思います。
主力として使う人からは扱いやすいという声を聞きますが、個人的には中級者以上向けのVOCALOIDだと感じました。
この声が好みで扱ってみたいという愛ある方なら別ですが、男性音源が欲しいだけならまずはV3 KAITOやVY2などから入ったほうが良いかもしれません。
同じくがくっぽいどの別ライブラリとして出ているPower、Whisperも含めたコンプリートパックがありますが、とりあえずNativeだけでも十二分に使えると思います。