最近アマゾンで全巻セット購入しました。
主人公の明菜は、最初は高飛車で(お水の世界では)年増の行き遅れホステスなんだけれど、
人との出会いと経験で大きく成長していきます。
途中からは同じパラダイスで働く女の子達の人生の大きな手助けをするようになります。
最終巻まで読み終えた時にはすでに明菜にぞっこんになっているはず!
こんなお姉ちゃん欲しかったなぁ。
彼女の思いやりや優しさが身にしみます。
最初からきっといいホステスになれる素質があったんだろうね。
それを見ぬいて、オーナーの石崎さんは色々と彼女が成長できる手助けをしたのだろう。
彼女のもう一つの素晴らしさは仕事に誇りを持っていること。
28歳にもなって将来の見通しもつかないのに、
私の生きる場所はお水なの、と胸を張って言えるところは尊敬します。
明菜を見ていると、何か一つこれと思うものがあれば道は開けて行くのかなという希望を持つことができます。
現実はそう上手くは行かないだろうけど。
最近友達と喧嘩したので、明菜と他のホステスとの対立・思いのすれ違いなどがとても印象に残りました。
私も人と人の出会いを大切にしたいな。
タイトル通り、特に仕事や恋愛を謳歌している20代の女の子に読んでほしい作品です。
お金を出す価値はある!