ゲームは1日1時間、と高橋名人は言った。
有野課長は1日最低10時間。
この番組は、どんな難関に面してもコントローラーを投げたりしない有野さんの温厚さに救われていると思います。一度でも怒ったりすれば険悪なムードになりそう。
これまで有野さんがゲームに対して怒ったのは、「
トランスフォーマー コンボイの謎」をやった時に
「イライラするゲームやなあ」
「どんな人が作ったんや」
と言ったシーンぐらいでしょうか。これはある意味
トランスフォーマーも凄い。
忍者龍剣伝の、どうでもいいザコキャラの手前で何度も谷底に落下するシーンは、見ているだけでどっと疲れます。あれでもスタジオに全くピリピリムードが漂ってないのは、有野さんの温和さゆえ。この番組を見るまでは全く意識してなかったのに、これをきっかけにちょっとファンになりました。
地上波でやってくれないかなあ。深夜にずーっとこれやってたら絶対みんな見ちゃうと思うんだけど。
本書は、食品関連の開発現場で働き今は
技術士として活躍する11人が、過去を振り返って、自分が携わった仕事のポイントを述べたものである。食品の開発といっても非常に幅広いが、11人の著者らの専門領域も幅広く、内容的に広がりがある。経験に基づくだけに記述がリアルであり、説得力がある。述べられている技術自体は今となっては決して新しいものではないが、そこから得られる教訓や心得などは、これからの開発現場にとって大いに意味のあるものだと思う。