『
なるたる』というSFファンタジーアニメを知ってる人には待ちに待ったCD。 まったく知らない方には仮想空間を旅する時のBGMに必携の1枚。 元気印のテーマソングや独特の世界観を持った全30曲の音楽達に、きっと魅了されますよ。
鬱マンガで名高い
なるたるのアニメ
他の方のレビューなんかを拝見すると、原作に忠実らしいですね。
見るからに中途半端ですがww
しかし「
なるたる」ってこういう作品なのかーと知るには丁度いいと思います。
アニメから入り、これよりも更に深く暗く陰鬱の世界に足を踏み入れたいと言うのなら原作を買う。
いや、これ以上無理だと思うならアニメで自分なりの解釈をしてみたり。
しかしたったの13話だと言うのに1話目との差がありすぎですねww
1話目を見た時は本当に鬱なの?って思ってました。
まぁとにかく、「
なるたる」の入門編みたいな感じで見るといいと思います。
ある日、主人公は、海で星型の謎の生物と出会う。
不思議な力を持つ生物と過ごすうちに、同じ境遇である(生物の姿は、その所持者の深層心理に影響される)様々な人物と出会い、戦い、物語は進んでいく。
ただそれだけ、ということではないが、グロイ。肉体的にも、精神的にも。
覚悟して読んだほうが良い。
表紙に小さく書かれているが、
タイトルの「
なるたる」は「骸なる星、珠たる子」の略である。
精神的に負荷がかかるものが苦手ならば、徐々に読んでいくか、6巻まで買うことをオススメする。それで判断して欲しい。
別にそういうのは平気だ、もしくは鬼頭作品が好きだという人は、全巻買いで良い。
個人的には便利なシステムだと思うので、コミックセット、良いと思います。料金的には別にお得じゃないけどね。
好みが分かれる作品だと思う。
1巻のレビューが別にあるので、そちらを読んだらよく分かる。
ただこの作品を、作者の価値観は歪んでいる。としかとらえられない人は、頭が固いと思う。
力を持った人間が考えることを想像してみれば、作者がどれだけ考えて作品を作っているかが少しはわかるはずだ。
その力を隠す、おびえる、己の為に使う、誰かのために使う、利用する、利用される。
そもそも、その力とは何か、何故与えられたのか。深く考えられているゆえに、作者の思考が透けて見える分、反発する人は反発するのだろう。
しかし例えば思春期の子供が読んだとして、受ける影響は、あまり良くないものが多いかもしれない。
深く、多角的に、物事を、人生を、人と言う存在を考えられるならば、何の問題もないはずだ。あくまでこれは一つの作品に過ぎない。
どうとらえるかはその人次第だ。素直に「なにこれすげー」とか「グロイわー、うけつけねぇ」で済ませてもいい。
ただ人に薦められるかと言われると、よほど仲良くない限り、無理だw
余談だが、ジャンプSQに鬼頭さんのインタビューが載っていた(読み切りを連載した号)
「グロく書こうとしてる訳じゃないんだけど、自分の考えた設定があって、それをもとに現実的に考えていくと、自然と鬱な展開になってしまう(笑)」
みたいなことを書いていた。
最終巻までを読んだ上で評価します。
主人公のシイナは少女です。そのひとりの少女が、様々な出会いや出来事を経験し、最終的にひとつの答えを出すまでが「
なるたる」という物語です。
従来、ひとりの少女にスポットを当てられた「成長物語」のような物はありました。多くはダメで不幸な少女が主人公。その主人公がいつしか希望を抱き、別れなどを経験して一歩オトナに近づくというものが挙げられます。
シイナは違います。家庭は母親がいないとはいえ、充実した毎日で、毎日笑顔で日々を過ごしています。要するに、既に希望を抱いているのです。なら、物語は真逆へ向かうことでしか「物語」にならないのです。
多くの人が挙げるように、「
なるたる」には過激な描写が多々あります。そこには絶望しかなく、元あった希望がみるみる崩されていきます。
この作品は、読む人の年齢は問いません。ただ、いくつもの本を読んできた人に読んで欲しい。絶望的な内容を笑いとして取るのも楽しみ方でしょう。おもしろいよ、最期は笑っちゃった
最終巻までを読んだ上で評価します。
主人公のシイナは少女です。そのひとりの少女が、様々な出会いや出来事を経験し、最終的にひとつの答えを出すまでが「
なるたる」という物語です。
従来、ひとりの少女にスポットを当てられた「成長物語」のような物はありました。多くはダメで不幸な少女が主人公。その主人公がいつしか希望を抱き、別れなどを経験して一歩オトナに近づくというものが挙げられます。
シイナは違います。家庭は母親がいないとはいえ、充実した毎日で、毎日笑顔で日々を過ごしています。要するに、既に希望を抱いているのです。なら、物語は真逆へ向かうことでしか「物語」にならないのです。
多くの人が挙げるように、「
なるたる」には過激な描写が多々あります。そこには絶望しかなく、元あった希望がみるみる崩されていきます。
この作品は、読む人の年齢は問いません。ただ、いくつもの本を読んできた人に読んで欲しい。絶望的な内容を笑いとして取るのも楽しみ方でしょう。おもしろいよ、最期は笑っちゃった