羽生生純先生の絵は癖があるので読む人を選ぶと思いますが安彦良和氏が絶賛するのもうなずける慣れたら癖になる面白さがあります。
話の内容は
機動戦士ガンダムに憧れるサラリーマン「木戸銭寺 淡白」さんがガンダムになりきり日常でガンダムの物語を実際に演じていくというもの、ザクレロやGファイター等が出てくるのでTV版の方をベースにしています。
コアなファンであればある程面白く感じるでしょうただ最初はガンダムを貫き通ししゃべらず会話も携帯メールだった淡白さんが中盤から普通に喋っているのは残念、キャラを貫き通して欲しかった所
淡白さんを取り巻くキャラクター達も殆どがガンダムに登場するMSやメカに「見える」人達で普通の人物は少ないですがギャグ漫画なので全然OK
個人的に黒い三連星とエルメスのくだりは声を出して笑ってしまいました。
ただ終盤に差し掛かるとギャグ要素は消えて「本当にガンダムしちゃってるよ」という感想、あまりにも唐突な展開だったので打ち切りではないかと思ってしまった程です
私はガンダムエースを読んでいないのでその辺は詳しく分かりませんが・・・
とにかくララァのくだりまではとても面白く読めました。
しつこいようですが巻末寄稿漫画で安彦良和氏が絶賛している通り終盤までは読めば読むほど味が出てとても面白い本なので持ってる人に借りてでも読んでみて欲しいです。
これを見て、
松田龍平のイメージがガラッと変わった。
芝居してる側も楽しんでるから、それが見てる側にも伝わってくるんだなぁ。
監督ちゃんはげっそりだったけど(笑)