飴色
紅茶館のお話は、半分くらい。残りは全く別の中編(当然百合)。百合姫Sに連載してたという声優たちのお話。
気になったのは、絵柄が変わっているように思えたこと。作者の作品は、「テインクルセイバーNOVA」から、一貫して安定した感じだったのだが、どうしたのか。中身自体はひたすら恋模様。ただ、1巻は
紅茶館での風景が、ほどよく日常のゆったりした雰囲気を出していたのが、今回は、ひたすら2人に焦点をあて、”
紅茶館歓談”という感じではなくなっているのが、個人的には惜しいと思う。ただの恋愛ものとしてみるなら、十分だが。
そんなわけで、きつめの星3の評価。本編はこれで完結だが、外伝風味の連作を予定しているとのこと。内容は、他のカッ
プリングの話になるそうで、
紅茶館があまり登場しなさそうな気配に、買うのは控えようかな、とか思っている。