Diana King, Shy Guy @ Afro-Pfingsten Festival 2011 ダイアナ・キング

ザ・ベスト・オブ・ダイアナ・キング

あの大ヒット作シャイガイからボブマーリーのカバーまで彼女の活動の軌跡をたどったこの作品は初めて聞いてもダイアナキングがわかる一枚だと思います。

購入したのはBOX版です。

今回、初収録された広川吹替版は初めて見たのですが、
全盛期の広川太一郎氏の、もう尋常じゃないクールな二枚目声に驚愕！

ＴＶ吹替音声の欠損部分を追加補完している新録音版の小杉十郎太氏のニヤケ二枚目声との落差がありすぎです(笑)
(小杉氏を貶めてるわけじゃないです。もともとそういう演技プランでやっておられるようですので。)

Ｓ・コネリーの若山弦蔵氏もそうなのですが、お二人ともさらりと自然体でやってらっしゃていて、吹替演技にありがちな不自然にオーバーなところがまったくありません。

広川氏のように、故人となられた往年の名声優さんたちの遺した吹替がなるべく後世に残るように、今回のような企画はどんどんやってほしいです。

ファースト・ワイヴズ・クラブ ― オリジナル・サウンドトラック

13曲中11曲がブラック。ま、ユーリズミックスとアレサのデュエット曲があるけど。
注目曲は5曲目のブラウンストーンの「ゲイムズ・オブ・ラヴ」と6曲目の「ラヴ・イズ・オン・マイ・ウェイ」です。この曲を聞いてサントラを買いました。
ユーリズミックスとアレサのデュエット曲も良し、マーサ・ウォッシュのエルトン・ジョンのカバー曲も良し、10曲目のシャンティ・サヴェージの「恋のサバイバル」は間違いなくグロリア・ゲイナーのカバー曲であるはずなのにアレンジして全く別の曲に聞こえる。ヘザー・スモール在籍&リード・ボーカルのMピープルの曲も良かった。10点中9点