鉄腕アトムはたくさんの書き直しや、新しい話があってどれが始めて書かれたストーリーなのかよく分からないが、大きく見れば差別の問題だと思う。ロボットと人間の境界、そのあいだに立つのがアトムという人間の心を持つロボットなのだ。アトムはどちらの見方というわけでもない。話の中では反旗を翻したロボット達の仲間に自分の意志でなったりもしている。力を持ち心も持つアトムは両者を大切にしたいと思っているのだが、どうしても消えないその隔たりがアトムを殺してしまうことになるのである。
鉄腕アトムは可愛いアトムとは対照的にかなりヘビーな話だと思うのだが・・・。
再放送でのオープニングの「
鉄腕アトム」のアレンジがすばらしかったので購入してみました。
驚いたことに、どの曲もすばらしい出来栄えです。
背景を全く知らないのですが、どういった経緯でこのような贅沢な音源を作れたのでしょうか。
生楽器のソロパートは手抜きも無く、電子音も適度に加えられています。卓越したセンスを感じます。
ファンだけでなく、80年代の音が好きな方には非常にお勧めです。
ゲームなんか、どうだっていいんだよ。とにかくどこでも上下左右、地面スレスレから空のかなたまで一気に上昇、そして、ビルの谷間まで自由落下して、飛び回る、飛び回る。うまく飛べない、操作性が悪い、なんてやつは、もともと空を飛ぶのに向いていないんだよ。あちこちに飛行コースが設定されているから、周遊から、急ターン、アップダウンまで、とにかく飛ぶ腕を磨く。スピンでブーストしたり、ターゲットで同じところをグルグルやったり、フライトシュミレータなんかとはまったく違う、自分自身が生身で飛ぶ感覚が体験ができる。
あとのミッションは、おまけみたいなもんだ。飛んでるうちに、あれこれ見つかるし、あれこれ頼まれる。びゅんびゅん飛んでいれば、なにがどこにあるかもわかるし、三次元でもなんでも関係ないよ。
ただ、大画面だと、かなり酔うぞ。キックターンとかもできるから、ジェットコースターどころのぐるぐるじゃないもの。でも、これがやりたくて、
鉄腕アトムにあこがれたんだ。それが半世紀かかって、こうして実現したんだ。このプログラムを作ったやつは、よくわかってるな、と、うれしくなるよ。