久々の新刊、と同時に、もう17巻。ようやくくっついた主人公とヒロイン、それ以上に進むにはあと何年かかるかな(笑) でも、丁寧に話を作る人だから、長引いてもそれはそれで良し。中だるみしないような工夫はきっとするだろうから。 そういうノンビリな作品なんだけれど、バイクに対する愛情は溢れているというのがまた良い。
「ばくおん!!」の書評でこちらのシリーズがすすめられていたので 試しに8月頭に1巻から読み始め、やっと既刊16巻に追いつきました。
私はバイクの知識はほとんどありませんが、レナとミヤギのやりとりの 面白さ(夫婦漫才?)や、バイクの楽しさ(乗る以外でも)が感じられ お気に入りのシリーズになりました。刊行ペースはゆっくりでいいので これからも長く続いて欲しいですね。
これまでで一番印象に残ったのは、4巻でミヤギが事故ったときに 「もし今回ミヤギが死んでたら、お店を続けられる自信がないもん」 というレナのセリフでした。
私のようにバイクに乗らない人にも是非読んでもらいたいです。
ジャジャでブレイクする前のえのあきら氏の貴重な作品で興味深い作品です。
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