美麗なイラスト集、キャラクターの設定資料、隠し要素のガイド、町や洞窟のマップなどが載っており、買って満足できるだけの内容量。
とくにお勧めなのはファンによるプレイ体験記。
思わず笑ってしまったり、頷いたり。
個人的にはコミックとオリジナル小説も面白かった。
ゲームの展開に忠実ではないが、登場人物の位置する立場が明確に描かれるような改変だし、ネットではお目にかかれないようなキャラクターに対する解釈も見られるので・・
戦闘のテンポは良いし、また、戦闘曲は過去のサガシリーズと比べても1,2を争うくらいに良いと思いました。連携もサクサクと発動して爽快感抜群。キャラグラフィックは変わりましたけど、追加された数々のシステムや久々にサガとも言える自由度の高さは必見。 町の人のいい加減な台詞など、実にサガらしい。2Dの方もいいですが、こっちはこっちで良い出来でした。
とにかく挑戦的なゲームだ。最近の保守的なスクウェアでは絶対に作れないゲームだ。
酷すぎるゲームバランス、確信的なバグ、不可解なシステム。
今こんなゲームが出たら間違いなく非難の的になるだろう。
しかしこのゲームにおいてはそういったマイナス要素が逆にプラスにはたらいている。この完成度の低さがこのゲーム最大の特徴である。
つまり上に書いたようなこと全てをひっくるめてロマサガ1であり、逆にいえばそれがなければロマサガ1ではない。それがこのゲームにはまって今でも引っぱり出してきてやっているようなやつの共通意見だと思う。
最初にプレイした時は、やることがない展開にムカつき、フレイムドッグやスカルゴイルにムカつき、そしてサルーインのそれまでのボスとは一線を画す強靱な体力や必殺「ダイアモンドウェポン+サルーインソード」に頭が痛くなったが、何回もやっているうちにそれがこのゲームの魅力だと思えてくるから不思議である。
とはいえ今の中高生がこのゲームやったら怒るだろうなあ。まさにスーファミ黎明期に出たからこそ名作となりえたゲームである。
ワンダースワン版の攻略本は、宝の位置も記載されていますが、 間違った場所だったり、ダンジョンMAP画像が縮小気味の絵で 見づらいので、SFC版のこっちの攻略本も併用しています。
道具一覧やモンスター一覧があるのはいいけど、1、2、3が全てまとめて書かれており、しかも、全てのモンスターの写真が載っているわけではない。だが、キャラクターの総覧では、キャラクターが社会的身分で分けてあったり、ロマサガ1、2、3、のそれぞれについての考察が書かれてあったりと、なかなか楽しめるところもあった。 しかし、それぞれの攻略本をもっていれば事足りると思うので星4つぐらいだと思います。
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