大橋純子の初期の楽曲を多く取り入れてくれたベストアルバムは貴重。kf-tyさんのいうことも、よーくわかる。「アラビアン・ナイト」なんて、よくぞ収録してくれました(泣)。「私今日はとてもがんこです(CMソングだったな)」も懐かしい。
しかし、まだまだ足りないな。「別れのワイン」「砂時計」「ジョーク」「ライク・ア・シーガル」なんかが聴きたい。
大橋純子の4枚目にして美乃家セントラルステイションとの2作目のアルバム。
タイトル曲「クリスタル・シティ」ではホーン・セクションが印象的な洗練された都会の曲。全体的には、ピアノ・キーボードを中心にしたシティ・サウンドに仕上がっており、お洒落で宝石のような輝きに満ちている。まさにクリスタル。
もちろん、お得意のファンキー路線もあり、「ファンキー・リトル・クウィニー」でハジけまくる強烈なファンキーサウンドを披露、セントラルステイション最高の演奏である。
静かな都会の夜が似合う、粋でスタイリッシュな大人に捧げる、そんな、ちょっぴりロマンティックなアルバム。
約30年前、一度だけ『シンプル・ラヴ』の
英語ロングバージョンを聴いたことがあり、ずっと探していました。この盤は中古アナログ盤でしばらく前に入手しましたが、今回この
英語ロングバージョンを聴くために追加購入しました。
ボーナストラックに
英語版が2バージョンも収録されてたいへん嬉しいです。当時好きだった『クリスタル・シティー』も購入したくなりました。
2010/11/14追記
最近リマスターが流行ってしますが、この盤の音質には疑問を感じています。やたら音圧を上げ、またHI-FI感をあげている結果、ボーカルの高音部が割れる一歩手前であったり、やたらテープヒス(当時は磁気テープ録音ですから)が耳につきます。
ボーナストラックは非常にうれしかったのですが、その他については結局ベスト盤を聴くことが多いです。