この映画を見て人生観が変わりました。この映画が近くでやってなかったので往復2時間かけて映画館に行ったのですが、ただただ圧倒されました。最後のイニスの涙と一緒に私の涙も流れていきました。帰り道がまったく違って見えました。この世界にはまだまだ美しいもので溢れていると感じました。そしていつか自分もこんなにも深く人を愛してみたいと。一番好きなのは、最後に二人がケンカした後の、昔のイニスとジャックのシーンです。ケンカの後、自分が一番幸せだった、一番愛し合った時を思うジャックが切なくてなりません。シンプルな話なのにこんなにも胸深くに響く作品に
仕上げたアン・リー監督と
ヒース・レジャー、ジェイク・ギレンホールの演技力には脱帽です。まだまだ分かりきれない深い作品です。一生を通していろいろな事を教えてくれる映画です。
シェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」がモチーフになっていると知り観たかった作品。
でも、モチーフの意味は、「創作の動機となった主要な思想や題材」。
ベースと同じ意味に漠然と私は捉えていたから、肩透かしをくった気分。
しかし、さすがアメリカのハイスクールというか、高校生が車で登校、タバコ、大麻所持、授業風景、パーティー……全く日本とは異なることを再認識。
ヒース・レジャーが初主演に抜擢された記念すべき映画ですが、なかなかチャーミングです。特に階段で熱唱するシーンは笑えます!キャット役のジュリア・スタイルズとペイントボールを投げ合うシーンや、お互いに
仮面の下の素顔を見せ合う場面も良かったです。
キャメロン役のジョセフ・ゴードン=レヴィットもいい感じです。どこかで観たような気がするのですが……???
邦題のセンスのなさに、失望しました。直訳でいいのではないかな。
『ダークナイト』で圧倒的な存在感を魅せたジョーカー。
あれは誰だったのか、表紙でにこやかに笑う
ヒース・レジャーからは想像できない。
この本では、彼の人生、彼の出演作について中立の立場で触れている。読み進むにつれ、観てみたくなる作品に出会うかもしれない。
写真集としてだけではなく、映画制作の舞台裏にも触れた映画好きにはお勧めの一冊。