著者は、ひどい腰痛に何年間も悩まされ、さまざまな病院をめぐり、民間療法にも頼ってみたが治らず、さいごに心療内科にたどりついて、やっと治療ができたという経験を持つ。その経緯は前著「腰痛放浪記 椅子がこわい」に記述されているらしい(私は読んでいない)。
本書は、著者自身の経験を冒頭で簡単に記述するとともに、心療内科の14名の患者の症例を紹介したもの。一口に心身症といっても、拒食・過食、抜け毛、下痢のようによく言われる症状だけでなく、さまざまな症例があることがわかって、とても興味深かった。
また、手馴れた小説家が取材し書いたものだけあって、容姿や服装、ちょっとしたくせなどがうまく記述され、患者の言葉が会話体で書かれていることなどから読みやすい。
ただ、基本的に患者サイドを取材した本なので、さまざまな症例のイメージをつかむにはいいが、専門的な知識が得られるタイプの本ではなく、その面での知識を求める人には向かないと思う。
映画上映当初から気にはなっていたものの、鑑賞の機会に恵まれず時が経ち先日ようやく鑑賞にこぎつけましたが、期待以上の出来で大変大きな感銘を受けました。純愛と信仰という非常に分かりやすいテーマでかつ現代日本社会では受け入れられにくいテーマを、これほど美しく作品化した邦画はかつて無かったのではないでしょうか。すでに信仰をお持ちの方、或いは人生をやり直したいがきっかけがつかめない、そんな貴方に是非お薦めします!
僕にとっての夏樹陽子さんは、ザ・ハングマンシリーズのタミー役に始まります。その時の美貌は今でも良く覚えております。 それで、これはそのザ・ハングマンシリーズから14年か15年後の作品に当りますが、年も43歳であったにも関わらず その美貌はあのハングマンを見ていた頃と全然変わりません(抜群のプロポーションと言いましょうか)。 後一番感応したのは、寄りによってSHIHOさんとのレズシーンでした。 AVには無い何かを感じたのも事実です。是非自信を持ってお勧めします。
映画上映当初から気にはなっていたものの、鑑賞の機会に恵まれず時が経ち先日ようやく鑑賞にこぎつけましたが、期待以上の出来で大変大きな感銘を受けました。純愛と信仰という非常に分かりやすいテーマでかつ現代日本社会では受け入れられにくいテーマを、これほど美しく作品化した邦画はかつて無かったのではないでしょうか。すでに信仰をお持ちの方、或いは人生をやり直したいがきっかけがつかめない、そんな貴方に是非お薦めします!
実は日本の作家はあまり読んでいませんでした。短編小説の中でころころ人が死ぬのは日常何か? と疑いたくなるものの、冷静に考えてみれば実際はもっと死んでいるわけで、その辺をひしひしと 感じさせてくるあたり、夏樹さんの話の進め方にはまってしまっている感じです。ほんの隙間なの ですね、人が信じられなくなって誰かを殺したり/死んだりしてしまうのは。
お話はすべてびっくりの内容で、読みながらどうなるのかさっぱりわかりません。もう夏樹さんに やられっぱなしです。
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