日本人で初めて国際
宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する若田光一宇宙飛行士による
宇宙ステーションや宇宙飛行士の事が良くわかる本。
本書を読んで印象深かったのはISSにおいて
ロシアの役割が思っていたより大きい事。
ISSに宇宙飛行士を運ぶのにソユーズ宇宙船を使うのは言うまでもなく、ISSのトイレや酸素供給装置、二酸化炭素除去装置も
ロシア製。また
英語だけでなく
ロシア語も
宇宙ステーション運用の共通語となっており、宇宙飛行士は
ロシア語もマスターしなければならない。
若田氏はロボットアーム操作のスペシャリストであり、その操作についても詳しく書かれているが専門用語が多くちょっとわかりにくい。
宇宙飛行士の地上での様々な訓練も興味深いものであり、これから宇宙飛行士をめざす人にとって必読の一冊。
未就学の子供がIISに興味を持ったので、それならと購入しました。実際の映像や歴史的経緯など、
宇宙ステーションのイメージがよく伝わったと思います。
ただ、気になることが。
ロシアの居住区とロケットの話が、不自然に視聴時間の大半を占めています!! IISなんだから、アメリカからの映像ソースもたくさんあるんじゃないの?なんで?と思ってパッケージを裏返すと、NHK。そうか、さすがに中国様のソースが無いものだから、しかたなく
ロシアを担いだ?と勘ぐってしまいました。そりゃあ米国の宇宙開発は落ち目というのもあるけど、これは偏りすぎだと思います。
しかしながら、
ロシアの宇宙技術を賛美するための内容というわけではなく、ちゃんと
タイトルどおりIISが主役ですので、勘弁して星三つです。一度見れば十分かも。家で買うには少しためらうかもしれません。
まず始めに、このキットは最上級者向けのものでることを記します。
部品は細かいですし、しかも完成したときの大きさと言ったら
プリンター一台分の容量があります。
ドイツ製であるので、組み立て行程を示す文書も一番身近な言語としては
英語。
価格が価格なので、大型モデルですがこれからの宇宙時代の先駆けとなるISS。
宇宙開発ファンにはたまらない一品であることは間違いないと思います。