最近はトニ-ベネットとのツア-やレコ-ディングが話題になった
カナダ出身の K.d.ラングの新作は、個性的で才能溢れる
カナダのシンガ- ソングライタ-達の作品を集めた、彼女の
カナダへのオマ-ジュムだ。
タイトルは、「北緯49度の賛歌」 北緯49度とは
カナダとアメリカの国境線のことで、
カナダに生まれアメリカで活躍する K.d.ラングの想いが込められています。
取り上げられた。ニ-ル ヤングや、レナ-ド コ-エンはアクの強さが魅力のア-ティストだが、ここで彼等の名曲は K.dの透明感溢れる歌声によって浄化されています。そしてシンプルな深さにはK.d はとても似合っています。
K.D.Langが見たくて買いました。彼女の歌う「ベアフット」が劇中何度もかかり、彼女の歌声のすばらしさをこれでもかと言うほど聞かせてくれます。がしかし、彼女演技力はいまいち。やっぱレズビアンって言う看板をしょっているからか、どうしてもそちらに目が行ってしまうのか。映画の出来としてはまあまあですね。
アラスカの景色の美しさに圧倒されます。これは監督がK.D.Langのために作った映画だけあって、やっぱレズビアンを題材に扱っています。この映画があったからこそ、ガス・バン・サント監督の「マイ・プライベイ・アイダホ」が作られたのではないかと思われる場面がいくつか出てきます。そういえばここに出てくるK.D.Langの風貌が、キアヌ・リーブスとそっくりなのには驚きます。ガス監督思いっきりパ!クリじゅないですか!
カッツビューはロスゥイータを母親と思って慕っていたのではないかな。それが恋にかわってしまったと。私にとっては期待はずれだったけれど、この作品1991年モントリオール世界映画祭のグランプリをとっているから、目の肥えた人にはオススメかも。
凄艶なほどの美貌と(ヴィジュアルがかっこいいですね。kdは)、天才的な歌唱力と、レズビアンであるというカムアウトから自分自身をつきはなして、自分の愛や考え方や価値観について、あますところなく、率直に、端的に語られている、のびやかな1冊である。ファンの人もそうでない人も、この本を読めば束の間、解放されたような自由な気分になるのに違いない。