こうして見ると和歌山って本当に山ばかりなんだなあ、と思わせられるような和歌山の地図に、紀勢本線と南海高野線のすべての駅名が記されています。
写真もどれも綺麗で、景色の美しさを際立たせています。又、見開き2ページ一杯に撮られた写真の撮影ポイントがちゃんと解説されているので、自分でも撮ってみたい人にはとても参考になると思います。
沿線のガイドも充実していると思いますし、見開き4ページ分の『南海50000系ラピート』が写真で説明されている「実物写真で観るにっぽん名
列車図鑑」も、きれいで見応えがあります。ちなみにラピートは
大阪の難波から関西空港までを運行しているそうです。
私は
京都から和歌山に嫁に来て、和歌山って本当に美しいところだなあと思っています。きっと
京都とは空気の色が違うに違いないと思っています。この本の中に写る景色には、確かに和歌山の明るい澄んだ空気を感じます。おすすめします。
南海電気鉄道 全線 前編 (DVD版)と
南海電気鉄道 全線 後編 (DVD版)のHDリマスター版です。もともとフルHDで撮影されていたものなので、画質は申し分なく、またブルーレイの大容量を活かして 1枚での収録、南海の全線を一度に楽しむことができます。
メインを張るのは特急サザン、ラピート、こうや。サザンは和歌山港始発のため、自由席車となる古豪 7000系が先頭、抵抗制御のモーターがうなります。ラピートはそのサザンと運転区間がほとんど重複しますが、なんば始発であることに加え、50000系のフロントガラスから見る前面展望は独特で (けっこう映り込みが発生しているのですが、そこであの曲面のガラスが面白い映像を創り出しています)、サザンとは違った魅力を味わえます。こうやは、南海本線と比べると、昔ながらの私鉄然とした街を抜け、緑溢れる沿線を快走、そして橋本からは極楽橋まで、ほぼ山岳路線ともいえる隘路を登っていきます。
高師浜線、多奈川線、加太線、汐見橋線のほか、高野山ケーブルまで収録。一部薄曇りの区間もありますが、基本的に全線晴れ、窓は綺麗で、気になるような汚れもありません。喚呼の収録がないのが残念ですが、車内放送は入っており、単調さはありません。なお、
南海電鉄 車両図鑑との
セット商品も発売されていますので、外観映像も楽しみたいというかたは、そちらもどうぞ。
【パッケージのデータ: 撮影データ】
特急サザン〔和歌山港線・南海本線〕
[乗車区間] 和歌山港〜なんば [乗車日] 2007年6月6日 [天気] 晴 [乗車
列車] 特急サザン12号 0606レ
[編成] 7025 + 7513 + 7814 + 7026 + 10010 + 10810 + 10110 + 10910
特急ラピート〔南海本線・空港線〕
[乗車区間] なんば〜関西空港 [乗車日] 2007年6月7日 [天気] 晴 [乗車
列車] 特急ラピートβ 27号 0207レ
[編成] 50706 + 50206 + 50606 + 50106 + 50006 + 50506
高師浜線
[乗車区間] 羽衣〜高師浜 [乗車日] 2007年6月7日 [天気] 晴 [乗車
列車] 普通 5257レ [編成] 2281 + 2231
多奈川線
[乗車区間] みさき公園〜多奈川 [乗車日] 2007年6月5日 [天気] 晴 [乗車
列車] 普通 5441レ [編成] 2282 + 2232
加太線
[乗車区間] 和歌山市〜加太 [乗車日] 2007年6月5日 [天気] 晴 [乗車
列車] 普通5653レ [編成] 2201 + 2251
特急こうや〔高野線〕
[乗車区間] なんば〜極楽橋 [乗車日] 2007年6月6日 [天気] 晴 [乗車
列車] 特急こうや5号 0805レ
[編成] 30002 + 30101 + 30100 + 30001
高野山ケーブル
[乗車区間] 極楽橋〜高野山 [乗車日] 2007年6月6日 [天気] 晴 [編成] コ12+コ22
汐見橋線
[乗車区間] 岸里玉出〜汐見橋 [乗車日] 2007年6月7日 [天気] 晴 [乗車
列車] 普通5038レ[編成] 2202 + 2252
【パッケージのデータ: スペック】
本編257分 | COLOR | STEREO/リニアPCM | 片面2層
All Region | 16:9 | MPEG4/AVC | 1920×1080 High Definition