ジャンヌ・ダルクを演じる、ルネ・ファルコネッティの「顔力」に終始圧倒され続けました。まさにジャンヌの魂が「憑依」したかと思われるほどです。
審問の場面でのクローズアップを駆使した演出は、「映像の格闘」と言うべきものでしょう。尊大さと偏見に塗れた審問官、絶望的な状況の中で、あくまで自己の信念と信仰を貫き通そうとするジャンヌ、ジャンヌへの憎悪をむき出しにしたイギリス兵、良心の葛藤に苦しむ修道僧等、それぞれの「生き様」が浮き彫りにされます。
この映画の最大の見所は、他のジャンヌ・ダルクを描いた作品と異なり、「聖史劇」的な映像美を拒絶し、徹底したリアリズムに貫かれている点でありましょう。ジャンヌの頭にキリストの「荊冠」に似せた冠をかぶせ、嘲笑する兵士たち、陰惨な拷問室の場面（拷問用具を嬉々として操る修道士の姿に、「正統な信仰」の名の下に、ジャンヌを「魔女」として裁いた教会権力の欺瞞と残虐さが描出されています）、容赦なく坊主頭に刈られるジャンヌの姿に、その場に居あわせているような痛ましさを感じました。ドライヤーの手腕には驚嘆させられます。
クライマックスの火刑シーンは永久に忘れ難いものになりました。短い命を「燃やし尽くした」ジャンヌの亡骸を無残に焼き焦がす炎、それが「狼煙」となったかの如く、彼女の処刑に怒り、圧制者たちに対して立ち上がる民衆。火刑台の炎は、自由と信念を踏みにじる者たちへの怒りと不服従の象徴となったのではないのでしょうか。

ポール・ニューマンが主人公で映画化されました
レオン・ユリスの名作中の名作です
イスラエル建国がテーマです
賛否両論　
毀誉褒貶
いろいろと話題になりました

数あるライヴDVDのなかでもトップクラスの演奏とサウンドが聞けます。とにかく音質が良い。
４０代とは思えないパワフルな演奏は、そんじゃそこらの若手のバンドとは比べ物にならない。
これが、経験の差なのかな・・・。

ギターは、ホルト先生はもちろん、相棒のリー・アルタスもいい仕事してる。両者ともリフ、ソロともに申し分なしだ。
ベースもそこそこ聞かせてくれるぞ。
ヴォーカルもかみつくような咆哮をとどろかせて、この手の曲にあっている。その点、前任者のポールより好きだなぁ。
でも、なんてったってすごいのが、トム・ハンティングのドラム！！スピーディーで重量感のあるプレイは、見ていて気持ちいい！
　
悪いことは言わないので、スラッシュ・メタルの生ける伝説を、ぜひ多くの人に見ていただきたい！！！
　
そして、これを見ながらおおいに首を振ってください。
でも、やりすぎてSLAYERのトム・アラヤのようにならないように（笑）