僕はいわゆるサラリーマンで、学生時代ほどゲームに時間を割いて
レベル上げやアイテム集めができなくなってしまったため、ラクをするためにこの商品を買いました。
僕は自分でコードを解析したりイジったりするスキルは無いのですが、それでも十分満足に使えています。
この製品は、その名の通り、セーブデータを編集するソフトです。
今までのアクションリプレイなどとは少し違いますので、そこらへんも紹介していこうと思います。
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●できること
そのゲームのア
ドレス管理の仕方にもよるのですが、経験値をMAXにしたり、お金をMAXにしたり、
アイテムを全種出現させたり、様々な設定を好き勝手に変更できたりします。
たとえば無双OROCHI2では、めんどうなレベル上げを省いて全員を一気にレベルMAXにしたり、ステータスを好き勝手な数値に
変更したり、作るのが面倒な武器の属性を自由に変更できたりします。
たとえばニーアレプリカントでは、お金をカンストさせて序盤から強力な武器を買ってしまえたり、2時間粘って1個しか出ないような
出現率の極端に低い激レア素材を一瞬で99個所持にできたりします。
これを便利と言わずじて何と言うのでしょう。
また、オマケ機能として、セーブデータのバックアップ&リストア(復元)ができます。
これがオマケ機能ながら非常に便利。USBメモリにセーブした日時ごとにセーブデータが残っていて、ボタン一発ですぐに修復ができます。
うまく使えばかなり使えます。
●できないこと
以前のゲーム機で存在したアクションリプレイシリーズとは少々異なり、本製品はあくまで『セーブデータの数字を書きかえる』
ということしかできません。
アクションリプレイシリーズでは、入力したア
ドレスを特定条件で作動させたり常時作動させておくことができたため、たとえば
『MPが減った瞬間全回復する』とか『特定のアイテムの数が変動すると所持数が99になる』とか『攻撃判定を無視して無敵になる』といった
ことが可能でしたが、本製品ではそういったことは難しいです。(そのゲームのデータ管理の構造によりますが)
あくまで、【セーブデータの数値をイジる製品】だということを認識して使う必要があると思います。
●使い方
とても簡単です。
用意するものは、この製品、PS3、使いたいゲーム、USBメモリ、USBポートのついたパソコン、使いたいコード。
以上です。
まず、PS3のセーブデータ管理画面でUSBメモリにデータをコピーします。
次に、パソコンにそのUSBメモリを持っていって、本製品で使いたいコードを入力して、セーブデータに適用します。
そして、コードを適用したセーブデータが入ったUSBメモリをPS3に戻し、そのUSBメモリからPS3にセーブデータをコピーする。
これだけです。
面倒なことと言ったら、PS3からUSBメモリにセーブデータをコピーする時に(その逆の時にも)、いったんゲームを終了させる必要が
あることぐらいでしょうか。
●使い勝手
なかなか良好です。
コード編集画面ではコピペができるため、インターネット等でコードを見つけてそのまま貼ればいいだけ。
コードにはひとつひとつ名前やメモ書きを付けられるので、どのコードが何だったかも見やすいです。
複数コードを適用するときも、チェックボックスにチェックを入れてまとめて適用できます。
ただ、コードは作った順番でしか表示できず、表示順番の変更などができません。
たくさんコードを作ると、順番がゴチャゴチャになる恐れがあります。
無双OROCHI2で、キャラごとの武器属性のコードを作り、その間にレベルのコードだのお金のコードだの
ステータスのコードだのを作ってしまったら、ゴチャゴチャになってしまいました。
●その他
コードを入力する『シンプルモード』の他に、ゲーム全体のア
ドレスが表示されてそれを編集する、
玄人向けのアドバンスモードという機能があります。
僕はその知識がなくて使っていないので、何ともレビューすることができません。申しわけありません。
ただ、それを使わなくてもシンプルモードで今のところは十分に満足しています。
以前はサーバーダウンが頻発したり、コードが消えたりセーブデータが消えたりといったことが多発して
正直使いモノにならないどころか危険ツールの域でしたが、今はウソのように落ち付いています。
当初のアレは何だったのでしょうか(笑)
●使用にあたっての心構え
この製品を使うにあたって、僕は、使用者の心構えが一番大切だと思います。
ゲーム好きな人は重々わきまえておくべきだと思うのですが、レベル上げやアイテム集めなど、ゲームの数値の変動や
フラグのON/OFFといった要素は、ゲーム製作者の方々が我々プレイヤーを楽しませようとして様々な工夫を凝らして設計
しているものです。
面倒だと思うレベル上げや、入手の難しいアイテムや、覚えるのが大変な魔法や、倒すのが難しい敵や、なかなか貯まらない
お金や素材や、仲間にするまでが大変なキャラクター等々は、場合によってはプレイヤーの意欲を引き立て、ゲームをする
楽しさや喜びを感じさせてくれる要素となります。
それらを自分勝手にイジるということは、場合によってはゲームバランスを崩壊させ、やりごたえを損い、達成感を薄れさせ、
本当は面白いはずのゲームをつまらないスカスカのゲームにする恐れもあります。
それをわきまえて、『自分を楽しくさせるためのツール』として使うことが求められると思います。
僕はこのツールで、あえてプレイヤーの攻撃力を低く調整して難易度を自分にちょうど良い歯ごたえのあるものにしたり、
レアアイテムはあえてこのツールで入手せずに自力で取りに行くなどの決め事をしたりして使っています。
だって、ゲームをより楽しむためにこのツールを買ったのですから。
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とにかく、色々な楽しみ方ができる簡単便利なツールです。
試してみる価値はおおいにあると言えるでしょう。