散歩中に気になる木を発見すると、まず取り出すのがこの本です。
「庭の木から山の木まで〜」という事ですが、街や
園芸店で見かけるのはこの内の半分位。
あとは山の木、あるいは特別な所の木と言う事でしょう。
一部で花の写真のないものもあり(実だけとか枝だけとか…)、その辺りと説明書きがややあっさりめな所での評価ですが、実物を見にくい花が見れるのがいい。
また樹木の用途が載っているのも珍しいです。
「
ジーヴズの事件簿 P・G・ウッドハウス選集1 (P・G・ウッドハウス選集 (1))」を購入してからこちらを読んだのですが、そちらと比べるとこの本はすべて直訳しすぎな感じがしました。自分は
英語はわかりませんから日本語の読み物としての評価しかできませんので、文章は稚拙に感じました。こんなに回りくどい書き方をしなくても、日本語ならもっとスムーズに表現出来るしテンポもよくなるのでは?と思う所が大変多かったです。前者「事件簿」はこの本の文をさらに読みやすく推敲して日本語の文章にしているという印象です。
キャラクターの話し方も「事件簿」で気に入った自分にはがっかりでした。これはどちらを先に読んだかでまた印象が違うのかもしれませんが。
ただこの小説を日本でシリーズとして刊行してくださっている点には大変感謝致します。作品として大好きになりましたので、続きも読むつもりです。