明るさは十分です。ただこの時期ですと、かばんなどに入れておいて本体が冷えると、極端に光が弱くなります。本体を手であっためる程度でも回復するのですが、これは製品の特性上、仕方ないことなんでしょうか。まぁしばらく室温に慣らせば問題ありません。
付属の充電器では満充電にならないです。
電池をセットしても赤いランプが点灯するだけで使い物になりません。まず別売りで充電器を買う事を前提として下さい。
記載にMAX OUTPUT10000mwなどとあり得ない数値が書かれていますが推測で200〜300mwではないでしょうか。
光量は十分ですね(^ー^)星空ア
タッチメントもなかなか綺麗です。
以上を踏まえた上で購入して下さい!(^-^)/
フランス語教材にもなっている『海辺のポーリーヌ』。
皆、ほんとによくしゃべります(笑)。
字幕を追って、とても大変なのでは?と心配になっちゃいますが、字幕の映画がキライでなければ、大丈夫だと思います。
というのも、ヒネリが効いてはいるものの、基本的にはシンプルな(フツウの)「恋愛における男女数名の人間模様」。常軌を逸したことはなにも起こりませんし、(もしセリフを少々難解と感じたとしても)、登場人物の「気持ちの動き」は、だれにも理解しやすい範囲のものです。
それになにしろ、「自然な流れに沿った演出」の上手さが、ロメール監督の持ち味ですから…
自分の身近なできごとを見ているようで、映画の世界へ入りやすいのです。
会話というのも…表情も、しぐさも、他の人(聞き役)の無言のリアクションも、すべて含めて会話のうち。
それを、とてもしっかりと判りやすく、しかもうっとりするほど美しく、かつ舐めまわすように(笑)エロティックに撮ってくれているのが、名匠ネストール・アルメンドロスのカメラなのですね。
…夏の海、波しぶき、庭の紫陽花、少女の肌、陽に透ける女性のブロンドの髪、踊る男女の汗…なにもかもが、美しく、生々しく、息づいています。
ロマンティック・コメディふうで、思わずニヤニヤ、それどころか私は爆笑してしまったりもしますが…
笑わそうとしたり、こっけいだったりは、そんなにないのですけど。
けっこうキツいシニカルな「目線」が、笑いを誘ってしまうようです…。
とくに本作は、15歳のポーリーヌ(アマンダ・ラングレがとてもイイです)が、グダグダした大人たちのおしゃべりに、ズバッと本質ついたセリフで切り返すのが爽快にオモシロく、可笑しいです。
すごく辛辣に、恋愛状態の男女の(愛すべき)アホさ加減を切り取って見せてくれながら、登場人物に深手を負わせない。
現実よりも、うんと優しく着地させてくれるロメールの映画が、私は好きです。
・・・シニカル、辛辣などと書きましたが、監督はただただ人間観察し描写してるのであって他意はないのかも…? どうなんでしょう?