2004年、Jordan Rudessのアルバムです。
製作期間が2週間ということで、即興性が強い、アグレッシブな曲が多いです。
DREAM THEATERのLiveでの、Jordan Rudess Keyboard Soloのイメージが、最も近い雰囲気だと思います。
tr. 4,8がボーカル曲(Voは、Kip Winger)、他はインスト曲。
演奏は、
Jordan Rudess (Key, DREAM THEATER, THE DIXIE DREGS),
Rod Morgenstein (Dr, THE DIXIE DREGS, WINGER), Daniel J (G), Kip Winger (Vo, WINGER)
Gソロは、ゲストで、
Joe Satriani (tr. 2&3, CHICKENFOOT),
Steve Morse (tr. 5&6, THE DIXIE DREGS, DEEP PURPLE), Greg Howe (tr. 4&6), Vinnie Moore (tr. 1&7, UFO)
その他ゲストは、
John Gush (Acoustic G), Dave Larue (B, THE DIXIE DREGS, Steve Morse Band), Bill Ruyle (Tablas) です。
「素晴らしいシンセソロ」、「シンセ vs ギターのバトル」などなど、
Key系もG系も、存分に楽しめる曲・演奏が、目白押しです。
「DREAM THEATERファン」「LIQUID TENS
ION EXPERIMENTファン」「Jordan Rudessファン」を中心に、
「鍵盤系インスト・ファン」「ギターインスト・ファン」etcにも、広くオススメです。
特に、「DREAM THEATERでのJordan Rudess Key Soloが好きな人」に、最もオススメしたいです。
超絶技巧炸裂のまさにキーボード奏者のアルバム・・・ヤンハマーを感じたのは私だけでしょうか、本当凄いなあこの人!!参加ゲストも豪華で、テリーボジオ・スティーブモーズ・ジョンペトルーシ・ビリーシーンと豪華です。個人的には2曲目「クァンタムスープ」10分を超える大曲が気に入りました・・・スティーブがリード、ジョンがリズムを弾いていますので嬉しい1曲でした。ジョーダンルーデス・・・本当天才プレイヤーです!!!!
ドリーム・シアターのキーボーディストであるジョーダン・ルーデスのプログレ・カヴァー集。
対象バンドは、ジェネシス、イエス、ジェントル・ジャイアント、キング・クリムゾン、EL&P。
本作のようなカヴァー集は、オリジナルの良さを壊さずにどれだけ優れたアレンジを施せるかが決定打となる。
この点、本作はセンスの良いアレンジで抵抗なく楽しめる出来となっている。
オリジナルからかなり離れたなと感じさせるのは「サウンド・チェイサー(イエス)」の中盤で、オリジナルには無い展開が聞ける。
「タルカス(EL&P)」もオリジナルよりかなり煌びやかな感じが増している。
この2曲は、サウンド・チェイサーが約3分、タルカスが約2分ほどオリジナルより長く、その点からもアレンジの大きさが窺い知れる。
収録曲がプログレの中でも秀作なものばかりな上に確かな演奏力で聞かせるので、純粋に聞いていて楽しくなるアルバムである。
それにしても、ドリーム・シアターにしてもジョーダナ・ルーデスにしても、何故これほどまでにカヴァーが卓越しているのか不思議なほどである。
本作を手にした方のほとんどはドリーム・シアターのカヴァー演奏は耳にしているであろうが、まだ聞かれていない方は、アルバム「ア・チェンジ・オブ・シーズンズ」の後半に納められているパープル、ツェッペリン、フ
ロイド、アルバム「ブラック・クラウズ&シルヴァー・ライニングス」の
ボーナスディスクに納められているレインボー、クリムゾンらのカヴァー、そして、アルバム「UNCOVERED2003-2005」を是非聞かれたい。