青年誌で主人公が女の子、そしてスポーツ等をやっていて、世界一を目指してる物語。しかも主人公の名前が
タイトルになっていて・・・。「あーあるある、そういうの」と、何か思い出しましたか?実は『昴』も上記の条件を満たしつつ、現在進行形の作品です。内容はクラシックバレエのプリマドンナを目指す女の子の物語。でも、曽田マンガなので、これまで通り突っ走り型です。主人公、一点集中しか出来ない天才肌。周囲にライバルと思われる女の子はいるけど、同性・異性どちらの友だちもナッシング。今までの曽田流物語構造が女の子に適用されると、とんでもない孤独感というか、孤立を感じさせます。しかも、今回は身内で暖かく主人公を見守ってくれる相手もいないと来てる。手を差し伸べてくれる人を失いながら、ダンサーとして歩んでいく昴。本当に世界へ羽ばたいて行けるのか。果たして恋は描かれるのか?今、期待度ナンバー1のサクセス物語です。