同名の映画が好きで購入したんですが、最高です。映画の中の世界に再び連れて行ってくれます。また、この映画を見たことがない人が聞いても、古き良きアメリカの音楽に触れられるアルバムとなっていると思います。一曲一曲が短く収まっていて、最近の意味もなく長い曲に辟易している方にもおすすめです。

3巻まとめての評価です。

モデル同士の恋愛ストーリーですが、読むにつれて主人公たち二人の印象が変わり、性格の深さを感じることができる味のある作品でした。

一人は超売れッ子だけど性格が曲がっていて人を寄せ付けないモデル。
一人はそれほど売れてないけど誰からも好かれる明朗快活なモデル。
事務所が同じであることから絡むようになり、同居するようになり、そして互いに好きになる。

売れっ子のハルが、年上で面倒見がよい修史に心を完全に開くまでがストーリー……のように見えて、実はそれだけではないところにこの作品の奥深さがあり！
他人を寄せ付けないハルと、誰に対しても愛想がよくて人づきあいのよい修史。
でも本当はハルは修史に気持的に頼ってばかりでいけないことはよくわかっている。
修史もハルの面倒を見ているようにみえて、実は自分がハルがいなければだめなこともわかっている。

モデルという仕事、恋人の関係、本当に自分がしたいこと……いろいろなことを考えながらなんとか恋人としての折り合いをつけようともがく2人が切なくて、いろいろ考えさせられるシーンがありました。

ただのモデル同士の男の恋愛。
そう一言で言ってしまえばそれまでですが、この作品はそれ以上の何かを訴えてるオススメ作品です。
最後の別れのシーンは、不覚にもかなり泣けました(笑)
恋人に去られた気持ち、「オレはただ、少しだけ幸せになりたかったんだ。君となりたかったんだ」というセリフとともに終わってしまったことにどうしようもない気持ちを慣れ流すしかない修史の気持ちが痛いほどリアルでした。

3巻まるっともちろん二人のストーリーなので読みごたえもあります。
そしてなんといっても絵が最初から最後まで非常に綺麗で、丁寧です。

smクラブで同じ物を女王様に使って貰っているが凄い気持ちいいです。
他のペニバンだと痛くなってしまうが、これなら奥まで入れられるほど気持ち良いです。

廉価なのでやはり手元に置きたいと購入し、久しぶりに家
族と観て買って良かったと思いました。

小父さんの私には、大人になるということは少年時代に持
っていた沢山のものを失うということだと、改めて思い出
させてくれました。

この映画を観て、自分の少年時代の体験を思い出せる人は
幸運だと思います。あの時代でなければ手に入らない、小
さな宝石を心の中に持っているのですから。

今周囲を見ると、世間知に長けた子供達が増えているよう
に感じますが、彼らもこんな体験ができていればいいなぁ。

鉄橋の上を驀進する機関車は、君を轢き殺そうとしている。

獰猛なドーベルマンは、君のふぐりを噛み切ろうとしている。

ちんけなちんぴらは、ジャックナイフを振りかざして君に迫ってくる。

世界は、無数の殺意で満ちている。

君の兄さんは、突如としてこの世を身罷った。

君は、君の父親の愛を感じることができない。

森の中の池のほとりで、少年はひとりぼっちで死んでいる。

世界は、無数の死で満ちている。

けれども、森の中には一頭のヘラ鹿が遊んでいる。

そして君の傍には、たった一人の友がいる。

すべての人々を敵に回しても、君の傍らに立ち続けるであろう一人の友人が。

世界は無数の殺意と死と一滴の愛で作られているのだ。

なにゆえに軍艦の色は灰色か人を殺すは憂鬱なるゆえ　　蝶人