子供の頃にファーストにはまっていましたが、大人になって
今更アニメとかガンダムなんて…と思いつつ(笑)
懐かしさのあまり見てみました。
最近よく見る巨大な目でひしゃげた顔のアニメキャラじゃなく、どちらかというと
「世界名作劇場」のようなキチンと人間の顔をしたキャラなので、取っつき易くて良いです。
月の民と地球に住む人々との科学技術の差が激しく、
こんなんでどーやって戦争するんだろうとか、
割と使い古されてはいますが「とりかえばや」ネタにハラハラし、
「記号」としてのキャラではなく生きた人間同士のぶつかり合い
などなどキチンとしたドラマになっていました。
女性キャラ(特にディアナ、キエル、リリ)のカッコ良さにも
しびれましたね。
男勝りというのではなく、女性らしい凛々しさに同性ながらあこがれます。
ただ、これは「ガンダム」なのかという疑問は残りますw
モビル
スーツのかっこ良さを求めるガンダムファンよりは
普通の子供たちに見て欲しいアニメだと思いました。
(もちろん大人にも)
本書は太田出版『コンティニュー(現在休刊)』誌に過去掲載されたゲーム制作者インタビューを一冊にまとめたものです(ただし、田尻智氏など何名かは掲載されておりませんのでご注意ください)。
『コンティニュー』は、過去のゲームに焦点をしぼった特集を組んだ雑誌として2001年よりスタートした季刊誌(創刊当時)でした。同出版社より以前刊行された『超クソゲー』のライターによる、面白おかしい語り口の過去ゲームレビューが特徴であったと記憶しています。
特に『コンティニューVol 1』の小見出しとなった『メタルブラックを創った男』は非常に強いインパクトがありました。雑誌としてのスタート特集がそれで大丈夫なのかという意味で、です(笑)。
メジャータイトル『ストリートファイターII』を取り上げるにしても『春麗を描いた男 あきまん(安田朗)』といった風に、当時誰の目にも印象が残った人物ではないものの「後の人生に影響が出るほど強烈な衝撃を受けた者もいた」そんな仕事をした人、という選抜の仕方が絶妙でした。
現在であればネットで検索可能な情報も、当時は知る機会が少なかった為、こうした特集は非常に有り難かったです。おそらく、現在のウィキペディア記事も情報源が「このインタビュー」であった可能性もあるでしょう。
ご購入時の注意点としましては、元になった記事自体が数年以上前の古いものである為「情報源」として本書を購入しようと思った場合は、購入者のご期待に添えない可能性があるところでしょうか。しかし本書の見どころは、やはり「当時のインタビュー記事であること」なのです。この10年、かつてのゲーム産業は勢いを失い、据え置き機から携帯機、更に
ソーシャルゲームへとユーザーの嗜好も変化しました。このインタビューはその渦中における作り手たちの心境がよく表れているのです。
本書の「読みどころ」は、かつての少年達が憧れるほどの「モノを創ってきた人達」が時代の変化に苦悩している姿や、新たな時代(インタビューの時系列でいえば現在)に向けて奮闘する姿勢の部分にこそあると私は思うのです。