インタビューが掲載されていたので購入しました。 でも他の方々のインタビューも読みごたえがあってよかったです。 ただ値段が1200円というのは高すぎます。せめて980円とか1000円出してお釣りがくる値段にして欲しいです。 まぁ、いま旬の若手俳優さんからベテラン俳優さんまで幅広い方々の貴重なインタビューなので(そうでなくともヤスケンさんが載っているので)大事に保存しておこうと思います。 20頁にわたる向井理さんのロングインタビューはファン必見ですよ!! でもくどいようですが私はヤスケンさん目当てで購入しましたf^_^;
…とまぁ冗談は
タイトルだけにして。
「激突するハードなバイオレンス!」とか簡単に云う映画は腐るほどありますが、
日本で犯罪アクションをヤるという時点で大藪晴彦と望月三起也のご両人は、
まず外せない巨大な里程標、まして今回はど本命「ワイルド」であります。
西部警察だって東映セントラルだって、出来りゃアレがやりたかったに決まってる!
これまで実現しなかったにはそれなりの理由も言い訳もある訳だが、
…ま、とりあえずTVシリーズの件は置いとくとして笑…
羽住監督、世間的には代表作扱いされてる「ウミのサル」なんかより、
よっぽどヒットが欲しかった一本だったろうにねぇ。残念な事である。
おかげで続編のプランも聞こえず、折角そこそこ面白く仕上がった第一作が泣いている。
超法規的機動警察部隊という魅力的アイディアは現在も全く色褪せてはいないし、
細かい事を云えばキリは無いが、
攻殻機動隊だってワイルドの孫の様なものだ。
今回の映画オリジナルのワイルドたちの顔ぶれもそれほど不満の残るものではない。
酷薄さ際立つ中井喜一の草波なんか惚れ惚れした位だし。
短めの尺の中でのスピーディな荒ら事、犯人たちの極悪ぶりは及第点、
願わくばもう少し個々のメンバーの描写が欲しかったのは確かで、
ズタボロにやられまくった最後の最後で奇跡の大逆転!こそがワイルドなので、
脚本がもう少し練り上げてあればラスボスの吉田鋼太郎も道化には見えまい。
クドいようだがヒットさえしてくれていれば、監督も逆TVシリーズ化といった道も…
(ますます攻殻だ。笑)
「こんなのワイルド7じゃないやい!」という心の叫びはもっともだけど、
あれは全盛期のペキンパーに100億使わせても出来るかどうか…カエルプロは偉大なり。
懲りずに次の一歩を。やればできる子なんだから(笑)。