殺人というテーマよりも、移植問題なのだと思う。ドナーカードは、誰にも持っていてほしいもの。ただ・・・亮輔の言うとおり、持つ資格というか、自覚は必ず持っていてほしい。自分も今、献体(ドナーカードによって救われた)による臓器提供のおかげで、生きている。身近、もしくは、同じ状況で生きている者にとっては、切実なテーマである。亮輔が、いい加減な気持ちで、カードを持つ人間を許せない気持ちには、もちろん共鳴しながら、見られた。ただ・・・エンディングテロップで謳ってはいるものの、医学的には、資格のない臓器を移植することはありえない。・・・「
中村俊介」が淡々と殺人を犯すという面においても、貴重であり、その演技はかなり評価できる。
上から目線なパワハラ、セクハラ発言と、
人を食うような高笑い
さして面識の無い人間からすれば、高飛車で
腹黒なワンマン社長だと思われ勝ちだが、
然にあらず
若くして
起業し、会社の成長のために直向きに
突き進んで来た結果、
「社員が会社に尽くすのは当然」
「俺もそうして、ここまで来た!」
という自らの経験に基づいた強い信念が、
本音として口を衝いて出てしまうのみ
頼りになるの部下や、自己啓発の為にと入学した
大学の経済学講師からたびたびダメ出しを受け、
眉をひそめながらも自分流の改善策を見出だし、
周囲を納得させていく
稀にワルぶって見せても、演じる
沢村一樹の
ひょうひょうとした悪意の無さ、どこか寂しげな
後ろ姿と相俟って、親近感が湧く憎めないキャラに
なっている
とかく悪者扱いされ勝ちな主人公だが、
労せず吉報を待つ “ゆとり世代”にとっては 、
思い掛けないカンフル剤となりうる名言を
発信したり、しなかったり……
「思った時が行動する時」
「成功も失敗も自分でする!」
尤もらしい言い訳を並べ、いつしか封印していた
挑戦意欲を掻き立てられる
人生を “本気” で生きるブラック・プレジデントの
サクセス ストーリーは、今だ道半ば
飽くなき探究心、尽きぬ向上心……感服です
※ 脚本 = 名作『結婚できない男』の尾崎将也
ライブで踊るメイサはとても綺麗でカッコ良かったです。 ただ私はhellcatやattitudeの雰囲気が好きなので、 正直それ以降の楽曲はピンとくるものがなく... 上記の二作以外、売ってしまいました。 今作でNaoの曲がもっと聞きたかったな。 また初期のようなハードな曲、歌って欲しいです。