愛読しています。本屋さんに行かず当日届くのが嬉しいです。続編もチェックします。

ステージでも何考えてるのかよ〜分からん郷子さんですが・・・“鈴木トメの普通な日常”？？？なんちゅうタイトル！（でも、この曲が一番良かった）。楽曲のレヴューとしては難解すぎて文字にしにくいっす。紅龍さんもコソっと参加していますが、少なくとも『ウキウキ』とか『ノリノリ』とか『チャンチキ』『チンドン』などを期待してはいけません。やはりこの人は天才です。Shang Shangサポーターなら、な〜んも考えず購入しましょう。それがサダメなのです。仕方ないのです。迷うより諦めましょー。

郷音と書いてhibikiと読まねばなりません。『郷』のみマゼンダっぽい色で『音』の部分は黒で表記されていますがケースのディスク受け部分も黒で、中心のツメの部分から見えるバックがやはりマゼンダになってます。必要以上に感心してしまいました。妙に安心します。郷子さんの比類なきハイトーンの美しさと重なります。

書店で表紙に惹かれ購入しました。

原作者の吉屋信子さんのことは知らなかったので、どんな内容か知らずに読みました。

まだ少女たちが自分の意思で自由に将来を決めることの出来なかった時代。
その限られた狭い世界の中で、少女たちは、自分ではどうすることも出来ない現実を受け入れ、
思い悩みながらも短い青春を過ごしていく。

すべての物語に、少女たちの想いがギュッと詰まっています。

大正時代の少女向け短編小説とあってか、少女たちが心を寄せる相手は殆どが同性ですが、その想いはどこまでも純粋で…
あまりにも純粋であるが故に、世界には正解が１つしか無いかのように融通が利かず、痛々しく感じられることも。

時代背景は違いますが、今でも通用しそうなお話しもあり、どの時代もあまり変わらないのかな…と感じる反面、
若くして命を落とすお話しも多く、医学の進んだ現代とは違った、死が身近にあった時代との感覚の違いも感じました。

線が細くフンワリと描かれる 小沢 真理さんの絵柄に違和感はありませんでしたが、
言葉の美しさを堪能するには小説の方が良いのかな…と感じました。