キリン キリンの泡 450ml×24本
酒類に美味しさを見出せない私が、飲酒気分で飲める炭酸飲料です!
あくまで酒が苦手な私の感想ですので、お酒大好きー!という方には当てはまらないレビューという前提で。
まず蓋を開けるとなんとも言えないいい香りが漂います。そして飲んでみると、ビールのようなワインのような不思議な味。ジュースとしては甘さ控えめで、少し酸っぱいのがワインに似てると感じた部分かもしれません。
これは、喉が渇いたときにゴクゴク飲むというよりも、夕食時に料理と一緒に飲みたくなる味です。一人で500mlを一日一本空けることはまずありません。2〜3日かけてゆっくりちびちび夕食と共に楽しんでます。不思議と、食事時以外にこれを飲みたいとはあまり思いません。清涼飲料水でありながら、やっぱり、酒類の代用品としての個性を感じます!お酒が苦手な方にはぜひチャレンジして欲しい商品だと思います!
ぼく、牧水! 歌人に学ぶ「まろび」の美学 (角川oneテーマ21)
本書は宮崎出身の俳優・堺雅人さんが、高校時代の恩師である牧水研究家の伊藤氏と
やはり宮崎出身の歌人若山牧水について語り合った本である。
堺雅人さんの演技力には瞠目すべきものがあるが、牧水についても新たな感覚の読みがあり
ただ者ではない役者を感じるのである。
ダジャレのタイトルはどうかと思うが、それにしても
うらやましい才能、うらやましい師弟関係である。
『白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ』
この若山牧水の歌は、古関裕而の作曲でメロディもついているが、
ぼくが高校時代の先生は「歌ってみると意味が分かるかもしれない」とおっしゃった。
以下の詩は次のように続く。
幾山河 越えさりゆかば
さびしさの はてなむ国ぞ
きょうも旅ゆく
いざゆかむ 行きてまだ見ぬ
山を見む このさびしさに
君は耐うるや
この牧水を教えてくれたのは音楽の先生で,国語の教師は何を教えてくれたかちっとも思い出さない。
堺雅人さんは,本の中で「自分の周りにはどうして偉人伝に出てくるような人がいないんだろう」
と子どもの頃思ったと言うが,そういう「普通を変だと思う感性」が
今の役者・堺雅人の演技力を支えているんではないかと偉そうに思うわけである。
ところで、堺雅人さん、早く役者としては、売れなくなって、司会とかやってみませんか。
まあ,売れなくはならないから,売れているままでもいいんですけど。
文・堺雅人
堺雅人さんのことはオードリーではじめて知りこれまでも何度もドラマなどを見て気になる俳優さんではありましたが篤姫の演技に衝撃を受け大好きになりました。
その堺さんが本を出されているのをここで知り2月に購入しましたが、何度読んでも飽きない。
レビューで作家さんの作品かと思ったと書いている方がありましたがまさにそのとおり。
くすっと笑うところがあったり、ちゃんとオチがついていたり、ほのぼのしていてますますファンになりました。
これだけ文才があるのに謙遜しているあたりも人柄でしょうね。
芸能界に染まらず、俳優業にひたすら邁進している姿がかいま見られてとてもよかったです。
堺さんのことが少しでも気になる方なら買いです!!
あ〜また読み返したくなりました。
リーガル・ハイ DVD-BOX
テレビメディアについて勉強している、まだまだ未熟な者です。
最近の日本のドラマには魅力を感じませんでした。
その理由としては、ただ女優さんや俳優さんが”役”を演じているだけのように感じていたから。
しかしリーガルハイの中に出てくるキャストは”役”を演じているのではなく、
あたかもその人であるかのように思わせてくれます。
ですから、私が日本のドラマに感じていた”演じている”違和感をこのドラマでは感じませんでした。
言葉ひとつひとつに感情?が入っていました。
このドラマを見逃した人は後悔するといっても過言ではないほどの秀逸な作品です。
ただ、主人公である古美門研介のキャラクター設定が結構癖のある設定で、皮肉を真面目にとらえてしまう人には
このドラマを見ることは難しいと思います。
「リーガル・ハイ」公式BOOK 古美門研介 草創記62484-37 (ムック)
○ドラマ前半の制作裏話
○どういった過程であのキャラクターができたのかを知ることができます。
○堺さんの写真集あり
○各役者さんのコメント
個人的に、 堺さんと古沢さんの対談形式での、ドラマのバックボーン的なところを読むことができて満足しました。
知れば知るほど、そこまで考えていたのかと嬉しい驚きがあります。
ドラマ後半を掘り下げた続編を切に希望します!