サーカス幻想(紙ジャケット仕様)
アルバムを発表する毎に完成度を高めているのが彼らの特徴の一つだと思うが、前作「Nexus」でプログレッシブ色を前面に出し、それを更に強めたのが本作品と言えるだろう。次作の「Counterpoints」はこれにポップ性を加え、テンションが高く洗練された楽曲と演奏が煌びやかに光る、彼らの最高傑作といえる内容のラストアルバムだったが、とても残念なのは日本でCD未発表である事だ。今はこの「Circus」を楽しみ、「Counterpoints」CD化実現の希望を持ち続けるようにしようと思う。
ワイヤレスコントローラ (DUALSHOCK3) サテン・シルバー
DS3(デュアルショック3)には振動モーターが入っていますが
この振動技術はイメージョン社という会社の特許で
ソニーは長らく特許違反をして訴えられておりPS3では使用許可がおいていませんでした。
また振動技術には特許料が発生するので本体価格の数%がロイヤリティーとして
イマージョン社に支払われます。
つまり本体に同梱してしまうと本体4万円の数%となり非常に高額のロイヤリティーの支払い
を要求されます。(5000円の数%だとロイヤリティーは安く済む)
またイマージョン社はマイクロソフトのXBと非常に有利な契約を結んでいるらしく
PS3本体同梱を妨げる要因になってると思われます。
(もうひとつのハードメーカーである任天堂はイマージョン社の振動特許に対抗できる
振動特許をもっているらしく任天堂だけは何の文句も言われないみたいです)
振動技術に関してはロイヤリティーや契約条件が複雑そうなので
今後も同梱される見通しは難しいと言えます。同梱待ちなんて無駄だと思うのでそれで
購入を躊躇している方がいれば、さっさと本体とコントローラーを購入した方がいいと思います。
ラルジャン [DVD]
この映画を見る前にトルストイの「偽りの利札」を読んでいた為、精神的に絶えられるか不安であった。やはり見るべきでは無かった。イヴォンは誠実そのもであり、無害であり無知であった。現実は有害な人間を快く迎え入れ、無害な人間に制裁を加える。不条理を正当化するのは立派な逃げ道だが、この映画に逃げ道は無い。イヴォンはモンスターではない。人殺しでバランスを保ち、現実で生きるしたたかさを学んだのだ。モンスターなのは老女の父親がピアノで奏でる音色に潜んでいるのではないかと考える。偏った一方的な絶対愛に強い不安感を覚えたからだ。
Argent / Circus (2 on 1)
先ず私ごとで失礼しますが、このCircusと言うアルバムをずっと探していました。
最初に聴いたのは1975年頃に友人からだったと思いますが、
一曲目がプログレッシブ調のようなCrossover調と言うか
無茶苦茶カッコ良かったのを覚えていて探していたアルバムでした。
今聴いても違和感無く、カッコイイです^^!
(正直言ってその一曲の為にこのCDを買いました)
このアルバムはARGENTとCircusと言う2枚のアルバムを一つのCDにしたものです。
Argentと言うアルバムは知らなかったですが、
う〜んこれはまぁまぁかな。。。^^;
スリードッグナイトのLiarと言う曲がこのバンドがオリジナルだったと言う事を知りました。
1〜10曲目はARGENT
11〜17曲目はCircusとなっています。
全体的にはポップ色の強い「弱プログレ」ですが
ARGENTは時代を感じる、若干サイケデリックを加味したようなポップロック。
Circusは大雑把に言えば初期のピンクフロイドやイエスの1st辺りと言うイメージでしょうか。
少々違うかも知れませんがそんな感じに受け止めました^^;
でもまぁ、Circusと言う曲は是非聴いて欲しいですね〜^^
トリュフォーの思春期 [DVD]
子供の登場する映画としては個性的な名作。演出にプレッシャーを受けていない、そんな登場する子供のナチュラルな姿を当時、映画で観る事はあまり経験がなかった。ドキュメンタリーを思わせるタッチなのだが、子供たちのさまざまな日常的なエピソードが、はらはらどきどき。しかもフィルムの鮮明な映像の色彩が印象づよく、観終わって深い満足を感じた作品でもある。
ただでさえ、金髪は絵になると、そんなこともフランスの子供たちを見ていると感じさせられる。
たくさんの子供たちの中からランダムに登場するエピソード。生き生きとした表情が全編にみなぎっているかと思えば、なかには悪戯と犯罪のぎりぎりみたいな少年たちの日常もある。家庭崩壊の少年の痛みもある。しかし一方では トリュフオーの映画の中ではもっとも明るい、太陽の光が感じられた作品かもしれない。
アパートの上階の窓から落ちる赤ん坊のエピソードは語り草になるほどだった。とくに、このエピソードのドキュメントなカメラワークと映像は記憶に残る。