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ロング・グッドバイ (ハヤカワ・ミステリ文庫 チ 1-11) 「羊」「鼠」「ノルウェイ」など、村上作品に通底するモチーフが息づく完訳です。訳文の中においても、「訳者あとがき」においても。

村上さんは「若い読者のための短編小説案内」をはじめとして、自身の小説作法(「システム」)を、いろんなところで読者に見えるようにしてくれています。それをやってしまうと、物語作家をとりまく、ある種のミステリアスなところが薄らいでしまうのではないかと思うところもありますが、基本的には僕は村上さんのその姿勢には賛成です。きっとこの人は「なぜ自分は小説を書いているのか」というところに、いまでも根源的な落ち着きのなさ、問いかけを覚えずにはいられないのだろうと思います。本質的、本格的な小説家である所以ですね。

本書の「訳者あとがき」では、そこのところが、ある種の痛切さを感じさせるくらいに、率直に、(悪くいえば)くどくどと、記されています。村上さんの説明を真に受ければ、ということですが。

村上作品に慣れ親しんだ人が「ロング・グッドバイ」を読んだときに、この会話、ないし流れや運びはどこかで聞いたことがあるよ、と感じるとしたら(きっとあると思います)、村上さんが高校生のころに「ロング・グッドバイ」を読んで受け取ったエッセンスが、「羊」「鼠」「ノルウェイ」などを通じて大人の作家になってから一応は消化、昇華された、でもその跳ね返ったお釣りみたいなものが今度は時を経て翻訳をしたときに「ロング・グッドバイ」のほうに過剰に反映されてしまった。しかも、彼はそのことをわかっていて自分に許している、それくらいこの作品が好きだから。そういうことではないかと僕は想像します。

だって、フィリップ・マーロウは、あのようには村上語でしゃべったりはしないですよね。はんちく、もそう。少なくとも彼らは原著では村上訳とはちょっと違った言葉遣いをしています(と、僕は感じます)。翻訳というのはもうちょっとドライで価値中立な作業であるはず。

したがって、それらを含めて、清水訳のほうがいいかといえば、「抜け」はたしかにあるけれど僕は清水訳のほうが好きな部分も少なくないです。

だから逆に「ムラカミ的」完訳であることを受け入れられるのであれば、本書のほうを推します。村上さんは(当然かもしれませんが)翻訳者としての資質より、小説家としての資質がどうしても上回ってしまうからこうなってしまうのでしょうね。受け入れることに抵抗のある読者にとっても、それはそれとして現時点で最高水準の翻訳だよ、ということは請け負ってかまわないと僕は思います。

以上、中立中性の翻訳などありえないことを踏まえた上で、「読者の贅沢」を込めて減点1、でも気持ちは星5つ。すばらしい本です。

追記:異性愛にはきわめてストイックで、むしろ同性愛的、友情よりである本書が、ムラカミ的回路に受容され、通過するとどうして「ノルウェイ」にたどり着いてしまうのか、そこのところは誰かがきちんと追いかけるに値するテーマであると思います。

HOTEL DVD-BOX 姉さん・・・事件です!

久しぶりにこのセリフを聞いたとき、うわ〜懐かしいと感じてしまった。後にフロントクラークになる一平君が、まだまだベルボーイだったときの話。

しっかし、全体的な雰囲気として昔懐かしな感じがもろにでてる。かっこつけない味のある演技と言うか、最近のドラマと比べると色々が笑ってしまうくらいオーバーなのだが、それがやはり良い。話の展開もすぐに読めてしまうようなストーリーだが、なぜかそれでも観てしまう。

以前自分もホテルでアルバイトをしていたからか、余計に面白さを感じた。「あ〜、あるあるこういうの」とか思いつつ、荷物を持つだけの仕事だと苦悩していた一平君の気持ちも共感できたりした。(ちなみに実際はこんなにバカスカ事件は起きないですし、ベルの仕事は想像以上にキツイ仕事です。)

なんにしてもこれは名作だと思う。続編も希望!

FAプレミアリーグ 2004-2005ゴールズ [DVD] プレミア好きとしてはゴール集はたまらない作品で

あることは疑いの余地はない。

特にリバプールの新星ストライカー、メラーがアーセナル戦で

見せた逆転弾は是非見てみたかったし、みなさんにも是非見て

ほしいゴールシーン。当時移籍の噂があったメラーはこれで

リバプールに残ったといわれているくらいの衝撃的な一発だった。

またマンチェスターユナイテッド対トッテナム戦でトッテナムの

ミッドフィルダー、メンデスがハーフウェイライン付近から放った

ミドルシュート。これを当時マンチェスターユナイテッドのゴール

キーパー、キャロルがファンブルしゴールラインをわったにも

関わらず審判はノーゴールの判定。

英国においてチップ入りのボール導入に向けて前進し、また世界的

にも導入の必要性を訴えた幻のゴールであった。これも今後世界的に

導入されるであろうチップ入りボールを踏まえ、サッカーファンなら

見ておいて損はない。

その他いまやイングランド代表のレギュラーに定着しつつある

当時マンチェスターシティ所属のショーン・ライト・フィリップス

がブレイクしたゴールシーンがいくつも入っていたりと見所は

満載。

是非お薦め。

星が4つなのは、メラーのゴールシーンはもう少しドラマティックに

編集してほしかった。ゴールシーンのみであったため、また日本語訳の

ナレーターの声が落ち着きすぎており、いまいち興奮できなかった。

当時チェルシーと勝点がまだひろがっていなかったアーセナルが事実上

優勝争いから脱落し、チェルシー独走のきっかけとなった一発だった

だけにゴールシーン前後のスタジアムの雰囲気やゲームの経過もせめて

説明しながらゴールシーンを演出してほしかった。

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