Wisconsin Death Trip
Beast Feast2001のステージでもオーディエンスに熱烈な歓迎を受けたことが
記憶に新しいSTATIC-Xの記念すべきデビューアルバムです。
Fear Factory等に通じるインダストリアル色を感じさせながらも
あくまでリフ主体のスラッシーなヘヴィ・メタルを聴かせてくれます。
パワー、スピード、アグレッションの3拍子が揃った佳作といえます。
前半のテンションが最後まで続かないのが惜しいところですが、
デビュー作としては間違いなく合格点をあげられる内容です。
このアルバムが気に入った人はセカンドアルバム「Machine」も必聴です!
Machine
これを言ってしまうとアーティスト本人達から怒られてしまうかもしれないが、このバンドは前作も本作も、非常にシンプルである。曲構成、曲展開、それに個々の楽器の技術面など、おそらくは楽器を持って数年も経たない脱・初心者レベルでもこなせてしまいそうである。でもそれでいてここまでのタテノリ感を体現できたのだから、スゴイの一言である。メタルはその歴史の始まりから既に、演奏技術の向上が至上の目標にあるような音楽かもしれないが(かつ他のバンドもそちらにばかり気を取られている感じも否めないが)、基礎の基礎を取り出し絶妙なさじ加減で重さ・速さを調整できたなら彼らのような音楽が出来るのかもしれない。
もしリズムも技術も複雑なものであったなら、ここまでのノリは出なかっただろう。そのくらいに、素直に頭が振り回せる名盤。メタルに抵抗のある人でも聴けるのではないか?
vague
1はDJクラッシュの外シゴトの中でも最良の部類に入る素晴らしい出来栄え。
3、4、7もなかなかのクオリティ。1997年のリリースですが現在でも充分
楽しめます。
確かにバッファロー・ドーターの2はエグい!!
やりたい放題!?
リミックスの人選経緯は分かりませんが、教授やイーノを敬愛する彼女の審美眼
には恐れ入ります。