やっぱり猫が好き 新作 '98 レイ子はん、きつきつカンニンえ / ワインを飲んでシル・ヴ・プレ (初回限定BOX付き) [DVD]
深夜番組からスタート、ゴールデンタイムへ移行、大人気のうちに終了をした異色のコメディドラマ(やっぱり猫が好き)がビデオになって帰って来ました、1998年近年の辛口芸能界ネタも充実、エスカレーターからワインボトルを持ったまま転倒事故を起こした女優、川島直美(実話)を助けた恩田礼子はお礼に対談番組に出演をする事に、しかし礼子はワインの事がまるで解らない、そこで長女のかやのと三女のきみえの協力でワインについての勉強会を開く事に、200万円を社長さんに頂いてすっかりひとが変わってしまった礼子、そんな礼子を懲らしめる為にかやのときみえはそれが夢であったという事にしようと決意、礼子は真人間になるが、、、懐かしの爆笑ドラマ2話を収録、これより1年ごとに1本の割合で復活をしている名作です。
かっこいいスキヤキ (扶桑社文庫)
人生でこんなに何度も読み返しては笑う漫画は他にない!
はじめてこの作品を手にしてから早20年、友人に貸して回し読み地獄にはまっては戻ってこないこと2回。
このたび、3度目に購入したこの文庫本は、
「もう絶対に人には貸すまい!!」と心に誓った私の宝物だ。
・・・人には貸せないので、レビューを書きます。
本当に一度読んで下さい。ただ笑うだけではなく、もはや文学の域に達しているすごい作品なんですから。
MUSICOMIX
とても良いです!
笑えます
でも、決して軽く無い
下手なお笑いより面白い
70年代フォークの香りから
ブルース、ジャズ、ソウル、ファンク(?)
久住さんの、拘りを感じました。
YMOネタが入ってたら(あの名曲のカバー?)
☆5個だったのに
残念(笑)
食の軍師 (ニチブンコミックス)
久住昌之原作のグルメ漫画というのは大の大人がたかが食べ物に本気で悩み一喜一憂する滑稽さが売りの一つで、それは作画担当者が変わっても一貫しており、例えば谷口ジロー作画の「孤独のグルメ」、本作品の作画も担当している和泉晴紀作画の「かっこいいスキヤキ」などまさにそれであり、この両者の絵柄・作風は全く異なりますが、ダンディズム漂う中年男を主人公に据えているという点において共通点を見出せます。
久住氏のあるエッセイでは外で食事をするのにいちいち逡巡し自信無さげな己の姿を自虐し、時代小説に登場する野武士のごとく店に入るなり「オヤジ、飯だ」と豪放に振る舞うような人間に憧れるというようなことを述べていますが、これには男が抱くある種の価値観を伺え、つまりいい年した大人があれが食べたいこれが食べたいなどと食事に執着し過ぎることは子供染みて恥ずかしい行為で、本来飯など細かいことに拘らずきっぷよく豪快であるのが男らしい、でもやっぱり美味しいものが食べたいなどといった葛藤が根底に垣間見えます。
そしてそれは久住氏自身も十分認識しているようで、その上で漫画では敢えてその駄目な部分をピックアップしダンディなキャラクターが大衆さ全開でせせこましく食欲に翻弄される滑稽な姿を描き、そのイメージとのギャップに読む者は笑いのツボを刺激されます。
本作品についてですが孤独のグルメと比較すると、孤独のグルメの場合絵柄は劇画風でストーリーはあくまで日常的な空気を貫いているのに対し、こちらはもっと直球でトレンチコートにソフト帽を被ったハードボイルドな風体の主人公・本郷がその外見とは裏腹に食事をめぐり脳内でドタバタ劇を繰り広げるといった感じでギャグ要素を全面に押し出しています。
食の軍師というタイトル通りに三国志をネタに食事の注文や食べ方を兵法になぞらえライバル・力石と対決するというのが作品のパターンですが、それ以前に一人飯するのに対決って何よ?とか、そもそも力石は気づいていないじゃねえか、いや何で二人で仲良く旅に行ってるんだよと思わず突っ込みたくなる展開に加え「この陣形は…牛の滝登り爆弾!!」などと独りよがって勝った負けたと終始テンションの浮き沈みが甚だしい本郷のノリ、そんな馬鹿馬鹿さについていける人には大いにお薦めします。
天食
「孤独のグルメ」ファンである私が、某サイトでこの本が
紹介されているページを見て、購入を決めました。
内容についてですが、この本のポイントは、やはり料理漫画
だと思います。B級グルメという程でもない、ごく普通の食事
に対し、思わずニヤリとするような主人公の異常なこだわりや、
小心者ゆえの心理など、何ともいえない良い味を出してます。
そして男臭く、どこか冷えた油の臭いが漂ってきます。
孤独のグルメ的なものを期待していた私にとっては、前半の
ほうはお勧めです。それに対し後半はちょっと期待と外れた
ものでしたが、1冊の本に、本当に読みたい話が1つ2つでも
あればいいです。欲張り言っちゃいけないなと思いました。
どこもかしこも、中途半端なエロ要素のある萌え漫画やバトル漫画、
小綺麗な漫画が氾濫している中、ひときわ異彩を放っているこの本。
渋くてマニアックなものが好きな方に、是非お勧めです。
長文失礼しました。