ドレスコードのすすめ―おしゃれ手帖〈part2〉
野宮さんの本を読むと「おしゃれは楽しい!」といつも励まされる
気分になります。
今の流行や高額なアイテムだけがおしゃれではない。
年齢は足かせじゃない。
落ち込んだ時にいつも読んでいます。
readymade TV Vol.3 [VHS]
この映像はほとんどが小西康晴本人が監督した物である。ちょっぴり個性的でありながら、音楽を最大限に生かしていて、カット割りなどは、あまりにも自然で、しかし驚きがあるような感じである。すばらしく美しい野宮真貴に乾杯!
Lingkaran for Baby
収録曲
1. 大きな栗の木の下で(ゴスペラーズ)
2. うたえバンバン(ナチュラル ハイ)
3. 黒ネコのタンゴ(wyolica)
4. メトロポリタン美術館(ビューティフルハミングバード)
5. くまんばちがとんできた(矢野顕子&坂本美雨)
6. きらきらぼし(フルカワミキ)
7. 五木の子守唄(東田トモヒロ)
8. 赤い花白い花(湯川潮音)
9. 浜辺の歌(ビューティフルハミングバード)
10. 勇気一つを友にして(紗希)
11. おはなしゆびさん(野宮真貴)
12. 真赤な秋(鈴木祥子)
13. 遠き山に日は落ちて(オオヤユウスケ)
14. アイスクリームの唄(土岐麻子)
15. 永良部の子守唄〜Where is Your Mammy?〜いったーあんまーまーかいが(大山百合香)
16. てるてる坊主(フルカワミキ)
17. ドナドナ(Chocolat & Akito)
18. 朧月夜(wyolica)
19. Over The Rainbow(かの香織)
個人的には1のゴスペラーズの素晴らしいアカペラや
5の矢野顕子・坂本美雨親子の楽しいハーモニー、
19のかの香織のまったりとした歌い方が特にお勧めです。
ぐずっていた1歳の娘もこのアルバムがかかるとノリノリで
ご機嫌になってくれます。
大人が聴いても十分に楽しめるアルバムでどの曲も素敵で
優しい気持ちになれますよ。
ライナーノーツに各アーティストの詳しい紹介も載っていて、
このアルバムがそれぞれのオリジナルアルバムを聴くきっかけ
になり音楽の世界も広がりました。お勧めです。
MF10 -10th ANNIVERSARY BEST-(DVD付)
LISAを交えた新曲SOUND BOY THRILLERが聴きたいがために買ったような作品。
確かにLoves DISCも一定の水準を保っていて(特にBONNIE PINKとの相性良し)、そこそこ聴けるが、やはり、LISAと一緒のTRIPOD DISCのほうが圧倒的に素晴らしい。
今後VERBALと☆Takuがどんなアーティストと一緒にやろうとも、LISAがいた頃のあの世界観にはかなわないだろうなと、今でも強く思う。それは、Lovesに参加した様々なアーティストよりもLISAのほうが素晴らしいとかじゃなく、VERBALと☆TakuとLISAの三人がまとまったときに作り出す世界観や音があまりにも素晴らしすぎるのだと思う。
Lovesで色々な試みをしたVERBALと☆Takuだけど、それって、LISAとでも十分にできたことだと思う。
SOUND BOY THRILLER聴いてて3人の強い絆を再確認できたし、お願いだから、そろそろ元に戻ってほしい。
caméra-stylo
スカート こと 澤部渡氏、激推しの二人組、camera-stylo(カメラ=万年筆)のデビューアルバム『coup d'Etat』(クーデター)。只今、都内で売り切れ店多発中。
彼らの名を初めて知ったのは、(スカート『ストーリー』のジャケットを描いた)見冨拓哉の素晴らしいイラストが載せられたライブイベント「月光密造の夜」(2011年、スカート企画、昆虫キッズとのスリーマン)のフライヤーでだった。
目立ったライブ活動やリリースをしてこなかった(今のところ謎に包まれている? あるいは何らかの匿名性というものに拘っている?)彼らの経歴や、『coup d'Etat』が産み落とされる過程はCINRA.NETの澤部氏による文章([・・・])が詳しいのでご参照ください。
この『coup d'Etat』というCDを手にして、まずはその豪華な装幀に驚いた。「Here comes easter」を除く一曲ごとのイラストカード8枚とCDとが、真っ赤な封筒に封入されているのだ。封筒はXTCの『Black Sea [2001 Reissue]』を想起させ、曲ごとのイラストカードはドイツのアヴァン・ロック・バンド、ファウストの1972年作『So Far』と同じ装幀じゃないか!
さて、一曲目は目まぐるしく展開する「school」。オペラがかったコーラス、ヴァイオリンやフルート、ティンパニ等のクラシカルな音で固められている。楽曲三曲分のアイデアは詰まっているだろうこの曲は、まさにプログレッシブ・ポップ!
今をときめく漫画家、西村ツチカのイラストカードが添えられている。
そこから突如ローファイなブレイクビーツを基調とした「ジェリコのラッパ」へ。まるで戸川純のようなよれたボーカルが暴走する「F.M.J.」、野宮真貴がゲストボーカルの毒っ気のあるシティポップ「降り止んだ雨には悪意が混じる」と続く。
白眉は浮遊する甘美なシンセポップ「ユーリイ」と、ヴァイオリンのピチカートが弾む「グッバイ・イースター」。相対性理論のポスト・パンクなシュールポップを、ゴージャスにアップデートしたかのようだ。そして、あの鈴木慶一が歌う「ホーリーローリーマウンテン」も大仰かつ洗練された中期ビートルズのような素晴らしい出来だ。
XTCや中期ビートルズの実験ポップの現代版、というより様々なミュージシャンを楽器のように操る様はスティーリー・ダンの二人か。いや、ヴァン・ダイク・パークスやニック・デカロの後ろ姿も見える…フィル・スペクターっぽい音も聴こえてくるな。などといくら過去のロック・ミュージックに形容を求めても、彼らの先進的なポップには追いつけない。
デビューアルバムにしてこの完成度、最早名盤の風格! ゴージャスに遊び散らかしている。インディ・ロック・シーンを食い破って、ポップ・フィールドでクーデターを起こすかも。