Duchess of Coolsville: An Anthology (Dig) (Mcup)
文句なしの選曲にレアトラック満載、そして高音質。
曲の並び順が年代順ではなくアルファベット順になっているのも素晴らしい。
デビュー作から何枚も彼女のCDを持っている人も買いましょう、後世まで聴きつぐ世界遺産なのですから。
僕たちの洋楽ヒット Vol.11 1979~80
ジャケがダサいのがいいです。中身が勝っているから(笑)。
ただせっかくレーベルを超えて編集されているのに、ヒット月/年順に忠実に入っていないのがすごい残念です。この点にこだわるのはそれぞれの曲がチャートをかけのぼっていったときをリアルタイムで知っている時代、80年代のものは曲順にちょっと違和感を感じるからです。
Pop Pop
モデルの雅姫さんが、よく聴くCDとしてこれを挙げていたので、ちょっと聴いてみようかなと思い購入してみました。
タイトルやジャケットの印象とは裏腹に、アンニュイムードいっぱいの
大人なCDでした。
お昼間のカフェというよりは、夜のカフェバーに流れていそうなという感じでしょうか・・・。
初心者の私でも心地よく聴いて(というより部屋で勝手に流れているのですが)います。
輸入版はお安いことですし、迷っているあなた一度聴いてみてはいかがですか・・・?
ライヴ・アット・モントルー 1984 & 1981 [DVD]
本編での「自信に満ちたリーダー、サンボーン」はもちろん、ナイスです。
がしかし!このブツのハイライトはなんといっても、特典の81年ライブでしょう。
あの名盤「カジノライツ」のサンボーン出演部分!マーカスもロベンも、バリバリの若手!
「おお、ステージでの並びはこうだったのか!」、「サンボーンのテンション高過ぎ!」、
「マーカス緊張してるやん!かわいい!」と、一人で大興奮してしまいました。
このカジノライツ、カメラ回ってるんだったら画質に多少の問題があっても、
全部出して欲しいよなあ。You Tubeではなくオフィシャルで見たいのよ、ファンとしては。
しっかしクルセダーズもそうだったのですが、どうしてこうもオマケ側で
「たまらんのお」な映像をもってくるのでしょうか。
いやいや、出してくれる限り文句はいいますまい。
お宝モントルーの蔵出し、このまんまバンバン行け!たのんます!
Pirates
デビュー2作目にして、傑作といえる作品。1曲1曲のクウォリティーの高さは、他のレビューにも書かれている通りです。といっても、シングルとしての売れ筋的な曲はありません。彼女の他の作品にも言えることですが、アルバム全体としての統一感と空気感が作品としての芸術性を高めています。抑え目の、それでいて、計算されたピアノ中心のアレンジが彼女のボーカルと相まって、抒情詩的な世界を作り上げていると思います。
冒頭の「We belong together」のイントロから、聞くものは、その世界に引き込まれてしまいます。「Living it up」や「Skeleton」、「Pirates」、「A lucky guy」へと続く彼女の歌声が孤独な心に響きます。この作品は、やはり、自分と向き合うことの多くなる秋の夜に聞くのが一番です。よい作品というものは、時代の流れに色あせることなく輝き続ける作品であると思います。