新装版 浪花少年探偵団 (講談社文庫)
東野圭吾氏の作品をいくつも読んだ中で、これは異色の作品でした。とにかく”おもしろい!”
正直いって、推理なんてどうでもいい。(あ、もちろん事件の方も面白いんですよ。)それよりなにより、しのぶセンセと悪がきたち、大阪府警の万年ヒラ刑事コンビが織り成すドタバタコメディーは、笑いあり、涙ありでとにかく飽きない。事件をきっかけに新藤刑事がしのぶセンセにほれてしまうが、センセが見合いをしたことで、恋ガタキがあらわれ、こちらの恋の行方も気なるところ。とはいえ、今の段階では新藤刑事が一方的にほれてるようですが。
なにはともあれ、関西弁というのは不思議なものですね。少々きついことを言ってもきつく聞こえない。この物語を標準語で書いたら、味も素っ気もないでしょうね。関西弁にしか出せないおもしろさがあふれています。
この小説の続編『しのぶセンセにさよなら』もおすすめです。
浪花少年探偵団 (講談社文庫)
何の気なしに読んでみてビックリ、舞台になった小学校は隣の小学校だけど
他人の家の裏の路地までテリトリーだったガキのころ走り回っていた場所
調べたら中学の先輩だった、納得
「阪急電車」もそうだったけど風景を知っているとホントに読みやすい
傑作とはいえないけど登場人物が魅力的でテンポ良く読めた
内容としてはしのぶセンセと周りの大人の話に子供がちょいちょい絡むって感じ
「少年探偵団」ってのはちょっと偽りアリかな?
30年振りに行った今里、新地公園は昔の面影がなくなり
町並みは置屋、町屋が消えマンションだらけ
かつての花街、今里新地はすっかりコリアンタウンになってしまっていた。
また明日【初回盤】
初回版ならではのサービストラック!
癒されたり、元気が出たり、心に届くゆずの曲ですよ!
「うすっぺら」「おじや」ライブで聴いた臨場感が、思い出され、聴くたびに感激した気持ちが蘇ってきます。
本当に素敵な曲です。
しのぶセンセにサヨナラ (講談社文庫)
おばちゃん力満載なのに,まだ若い女性だというしのぶ。
難問をいろいろ片付けるだけでなく、
運動もとても得意。
東野圭吾の理想の女性かもしれない。
学校の先生の途中で大学へ通うという勉強熱心。
警官の求愛も断るという徹底ぶり。
すごい女性の登場だ。