健診とことばの相談―1歳6か月児健診と3歳児健診を中心に
健診をはじめ、いくつかの場面で「言葉が遅いのだけど」という相談を受けることがある専門職、特に親子教室などの療育に携わる方は、手元に置くべき1冊かなと思いました。発語だけにとらわれない発達の捕らえかた、「待てば言葉の出てくる子」なのかもう少し遊びの刺激を積極的に取り入れたほうがいいタイプか、判断に迷うこともあるかと思います。「お母さんがもっと話し掛けて」としか対応できないというのも親子をきちんと支援できません。悩める親子に暖かい姿勢で書かれたこの本は、母子保健関係者が早いうち読んでおいてもらえたらな、というものです。
鳥谷朝代のあがり症克服講座 VOL.2 [DVD]
超あがり症なのでvol.1とあわせて購入しました。
出演しているのは実際の講座での生徒さんだとか。
ってことはあがり症?
まったく見えません・・・。
披露宴のスピーチとなると、いっぱいいっぱいになりそうですが、
DVDの細やかなアドバイスを守れば落ち着いて話せそうな気がします。
やっぱり「何とかなるかも!」と思わせてくれるし、
一歩前進するために背中を押してくれるようなDVDだと思います。
ボクは吃音ドクターです。
自身の生い立ち、吃音とその周辺事情、吃音のある人とその周囲に対するメッセージまでを等身大でストレートな文章で書かれています。吃音で悩み苦闘されている人にとってはとても支えになる一冊であることは間違いありません。そしてその周囲にいる人にとっても、吃音者の内側と外側を知るために大いにオススメできる本であります。
本書は吃音がテーマとなっていますが、「吃音」を「現在自分が抱えている悩み」に置き換えてみると、多くの方が励まされるのではないかと思います。下手な自己啓発本よりもずっと効果はあるかもしれませんよ。私は吃音者ではありませんが、読んで「やる気」を貰いました。
フランスベッド おしゃべりペン 先端を付属のボードにタッチすると、絵や文字が音声に成ります。
おしゃべりだった義理の父が、脳梗塞で言葉を出しにくくなって悲しそうでしたが、これなら簡単に意思を伝えられそう!
甘い生活 男はいくつになってもロマンティックで愚か者
シングル・モルトを傾け、葉巻のをくゆらし、
仕事や恋愛に全力投球したからこそ生まれた
希有な経験と、ユーモラスな逸話の数々に圧倒される。
作家・柴田錬三郎氏との賭けゴルフで月給がなくなった話の
「憐憫をかけられた男は、冷酷な人生のゲームの負け犬になる」や、
今東光大僧正の女性の好みを綴った
「大僧正の箴言ー女は、ブスのほうが床上手」等、
著者の人間性を形造った天才、奇才との逸話は、小説よりも奇々怪々。
一方で、通奏低音のように、ある種の「ダンディズム」が、
全ての話に感じられた。人生を楽しんでいるなぁとうらやましく、
また、よし!自分も、と元気をもらえる本だ。