名曲三〇〇選―吉田秀和コレクション (ちくま文庫)
特にバッハまでの部分が、コンパクトにまとめられた素晴らしい音楽史になっている。アインシュタインやライヒテントリットの著書を随所で引用しつつも、著者ならではのユニークな言葉で、音楽の歴史の重要なポイントが生き生きと綴られている。日本人が書いたコンパクトな音楽史としては出色の出来だと思う。
LPのリストが付いていないことを嘆く向きが多いが、私は今更そんなものがついていても、一般の読者にはあまり意味がないだろうと思う。
1968-1974 CD選書ベスト
こういったオムニバスは、色んな名曲を楽しめるので、大好きです。でも日本のポップス界の重鎮、筒見京平さんの作品が、光ります。「男の子女の子」、「17歳」、「赤い風船」「真夏の出来事」の4曲が、筒見さんの作曲ですが、どれも素晴らしい。とりわけ、平山三紀の「真夏の出来事」は、当時としては信じられないドラムのハイハット、タチーチーシンコペーションフレーズが味わえます。ドラム知ってる人、好きな人、必聴ですよ。だって、これ昭和45,6年だよ。この当時でこのドラムアレンジは、驚愕だと思います。他にも吉田拓郎とか、天地真理とか、超なつかしい曲が満載。おすすめです。
光の場、電子の海―量子場理論への道 (新潮選書)
本書は「場の量子論」の啓蒙書としてはかなり本格派な内容。他の啓蒙書で本書ほど場の量子論の形成過程をしっかりと説明しているものは見当たらないと思う。著者吉田氏が本書で協調するのは、物質の粒子性と波動性の二重性の謎は場の量子論によって解決されたのだということ。量子場の考え方によって粒子性と波動性は何の矛盾もなく統合されたのだというのです。これは正直ちょっと驚きな話。
アインシュタインとともに20世紀物理学の開幕を告げたといえるボーアの原子模型。そのアイデアがいかにして形成されたかを説明する箇所が冴えています。吉田氏はボーアの原論文を読み解き、それがいかにムチャクチャな論理になっているか、なぜそのような論理になったかを、計算も行いつつ推定してくれます。かくして、ボーアの論文の中での論理の進め方の背後に潜む思考を読み解くことで、ボーアがどんな仕方でアイデアを着想したのかが明らかになってきます。ここは本書の白眉といえる箇所でしょう。
「今だったらこんな論文は相手にされないに違いない」と吉田氏が語るボーアの発想法はまさに物理学の革命時代にこそふさわしい発想法だったのだと言います。ボーアの論文のムチャクチャな論理から、パラダイム不在の時代に手探りで突破口を見つけ出す必要のあった20世紀初頭の物理学の混迷ぶりが伝わってくるようです。
世界の市場
世界の市場をレポートしてます。
なんと言っても写真の美しさに目を奪われます。
色鮮やかな食材と楽天的な雰囲気に満ちた市場の情景を、
きっちり切り取っています。
写真だけ眺めていても、旅情をくすぐられ、旅立ちたい気分が押し寄せる。
そんな本です。
また著者の感想めいた文章、コラムと言っていいのでしょうが、
なかなか感受性の豊かな記述があって、
とても楽しめます。
中学生とか高校生にはぴったりかと感じます。
鶴田真由のコラムも傑作。
オーロラ/プロジェクト/美乳女子高生 えり18才Gカップ Part.1&2 [DVD]
確かに【美少女】とはいかないが、ロリカワです!
あのカワイイ顔に似合わぬ【デ〇メロン伝説】はたまりませんな↑ワカチコワカチコ(笑)
当時のVIDEO版を観賞したことのある人は、こちらのDVDを是非!観ていただきたい!!
オススメです。