ベスト・シネマ・クラシック100
disc1〜2は有名映画で使われたクラシック曲とクラシックではないスター・ウォーズやロード・オブ・ザ・リング、タイタニックなどのテーマも混ぜられています。ジョン・ウィリアムズやモリコーネなどの映画音楽もクラシックの名曲に引けを取らない傑作であるとあらためて気付かされます。
disc3からは映画のテーマ曲は無くなってクラシック曲ばかりになりますが、disc3では主にモーツァルトの曲が収録されています。disc1〜5にモーツァルトの有名曲はだいたい収録されています。
disc4はピアノ曲が集められていてナインマンのピアノ・レッスンの曲で幕開けです。このdisc4が一番のお気に入りです。
disc5は映画の中で使われたオペラ曲が集められています。
disc6はバッハを中心としたバロック曲がメインになります。
discによってカテゴリー分けがされているので、ピアノが気に入ればまた別のピアノのCDに行けばいいし、自分の好みのジャンルや作曲家が見つけやすくなってます。
ほとんどの曲が一度は聞いたことのある有名曲ばかりなので、映画が好きでこれからクラシックを聴いてみようかなと思ってる人には良い入門CDだと思います。
ホワット・ライズ・ビニース
元Nightwishのターヤ・トゥルネンのソロ3作目。2010年発売。
…と言っても1、2作目は未聴。ターヤがNightwishを抜けてから久しぶりに聴く音源だったりする。
思ったよりメタル度は高い。Nightwish時代とはまた違った方向の、重厚なシンフォニック・メタル。オーケストラ・アレンジや、ターヤ自身のオペラティックな歌唱など、クラシカルな要素とメタル分の配合率も絶妙。月の綺麗な夜にふと聴きたくなる。
#7 "Still of the night" はWhitesnakeのカヴァー。#12 "Falling awake" にて、ジョー・サトリアーニがギターで参加。
ヘンデル:歌劇「ジュリオ・チェーザレ」グラインドボーン音楽祭2005年 [DVD]
2005年グラインドボーン音楽祭で上演されたものです。
2006年にSouth Bank Show Award を受賞しています。
リュートやチェンバロが軽やかに鳴り,アリアが続く音楽は,
いつもの私であれば,バロックですねぇ・・・と思ううちに眠くなるところ。
クリスティが巨匠だということは知ってるんですが・・・すいません。
しかし,このヘンデルは,舞台から目が離せません。
特典映像の練習風景を見ると,みなさん,鏡を前に振り付けの練習をしたりして,
まるでミュージカルのよう。
舞台での立ち位置一つにも気を配り,高い技術を要するダンスを取り入れたエンタメ的舞台です。
タイトルロールのサラ・コノリーは,歌のうまさはもちろん,一挙一動,男になりきっているし,
クレオパトラ役のダニエル・ド・ニースは,歌,ダンス,演技,美貌,スタイル,若さと,
どこから見ても輝いています。
クレオパトラにしては,健康的でキュート過ぎましたが,素晴らしすぎるので,
そんなことはもはやどうでもいいです。
観客も,カーテンコールは拍手喝采+足を踏みならして地鳴りのようでした!
侍女二人を左右に従えてアクティブな踊りを披露しつつ,楽々とコロラトゥーラをこなす
ド・ニース,すごすぎる。
次々着替える8着の衣装もセンスが良く,素敵でした。
特典映像も盛りだくさんでしたが,一番,よかったのが,ド・ニース密着取材。
素顔のド・ニースを満喫できますし,音楽祭開催地のブリティッシュカントリーな景色も
楽しめました。一度,本物の音楽祭に行ってみたいもんです。
輸入盤なので日本語字幕がないのですが,歌詞は同じようなことの繰り返しなのか(イタリア語わからん),
どっちにしろ,どの歌も最初のフレーズ程度しか字幕(英語等)が出ないです。
ストーリーも単純ですから,あらすじを知っていれば十分楽しめると思います。