ベスト・モーツァルト100 6CD
オペラ曲のCDが6枚中2枚、レクレイムが1枚で聞きたくない人も、多いと思うが、残り3枚は、十分聞けるので損はしないと思う。
音も演奏もよく、リラックスできる。オペラはオペラでCDごと分かれているので、好みにおおじて聞けるので、かえってよいのでは。
「THE ITALIAN OPERA」~イタリア・オペラ 超名曲集~(CCCD)
CDが100円ショップで買える時代ですが、如何せん音源がどこかわからないという不安があります。その点、CDショップで買うCDは音源がわかるし、特にクラシックは安くなったなあと、クラシックファンの私は嬉しく思っていました。この一枚はイタリア旅行で聴いた「乾杯の歌」が思い出したくて買いました。この値段だし、オペラ入門編にはいいだろうと思ったのです。
ところが聴いてびっくり!選曲が聴きなれて曲ばかりで、演奏も素晴らしい!1のアイーダ、2の「乾杯の歌」8の「風のような女心」13の「ナブッコ」・・・・そしてうわあ!と思ったのが9の「カヴァレリア・ルスティカーナ」です。この曲は今の癒し系の曲にほとんど入っています。この9だけは歌がありませんが、オペラの幕間に休みが入るように、素敵な効果をあげています。この値段で買えるって言うのがいいな!初心者向けがいいな!演奏が美しいのがいいな!そういう方々皆さんにお勧めする、ラッキーな一枚です。
私も買ってよかったなあ♪
実践 魔法カバラー入門―女神イシスが授ける古代の密儀 (ムー・スーパーミステリー・ブックス)
この分野での草分けの大沼先生の本で、読みやすい素晴らしい本です。ただ、ペンタグラムの小追難儀式と訳されている Lesser Banishing Ritual of the Pentagram (LBRP)の中で、四天使を召喚する部分があり、東に向かい両手を突き出してラファエル、そして南に向かってミカエルと続いていくように書かれています。LBRPには英語でも少し異なるバージョンがあり、本でも実際にも多く見てきましたが、この部分はほとんど東に向かいレオナルドダビンチの人体図のように両手両足を広げて星の形になっており、この本のような形を見たのは初めてでした。最後のフレーズには数パターンあるのは知っていますが、普及しているKRAIGのModern MagickやGDとも異なっているこの形には、かなり違和感を感じました。
イシス (潮漫画文庫)
イシスとその兄で夫のオシリス、そしてその息子ホルスの物語。アルビノに生まれついた白髪赤眼のイシスはその寿命と引き換えに愛するオシリスを一度ならず死の世界から蘇らせる。
しかし当のオシリスはイシスの愛に気づくことは無い。
美しいラストシーンまで実に読みごたえがあった。
この一本のために本書を買って損は無い。というか、山岸凉子の読者は読まなくてはいけない。こんな傑作を見逃したらたいへんだ。
タイトル作に先んじて描かれた「ハトシェプスト」二作はただ一人の女ファラオをめぐる物語の断片。いつかこれを外伝とするような魅力的な長編が描かれるのだろうか。
ベールをとったイシス 第1巻 科学 上 (神智学叢書)
ブラヴァツキーの「アイシス・アンヴェイルド」の翻訳です。ブラヴァツキーと縁続きのジルコフが編集した版を翻訳したものです。翻訳は第1巻の前半部分です。「アイシス・アンヴェイルド」はブラヴァツキーの主著である「シークレット・ドクトリン」よりも前に書かれた本です。
この本の出版により、その後の神智学協会の活動に弾みがついたとされる本です。
神秘学の基本図書といえるでしょう。膨大な文献の引用がされています。
「シークレット・ドクトリン」の日本が版の完訳と出版が行われると良いですね。