悪魔を憐れむ歌 [DVD]
私はこの作品を見て、デンゼル・ワシントンが好きになりました。
この映画は本編(特に頭の方)をちゃんと見ていないと全く分からない映画。良かった点は、BGMの歌詞を土台としてストーリーが進んだという新しい方法と、ワシントンの演技!惚れるねぇ。
悪かった点は、何故ジョーンジーが触れてもいないホブズに霊が乗り移ったのか?その他にも訳分からない事がいっぱいあった。
けれどもハッピーエンドというベタな終わり方ではなく後味の悪い映画もそう言う面では良かった!!と思った。
ザ・ローリング・ストーンズ 50
表紙、かっこいい!そして重い!
はじめに4人からのメッセージがついていますが、ますそれに心を打たれます。
まずドキっとしたのは最初期のミック、キース、チャーリー、ブライアン、ビル、スチュの6人が写った写真。
無邪気であどけないと言ってもいいような60年代の写真はその後を知ればこそ非常に切ない。
60年代の写真がかなり多い理由がなんとなくわかった気がします。
ただ、私はシワ顔のストーンズも大好きなので最近の写真をもっと載せてほしかったのも事実ですが。
ところどころにメンバーのコメントがあるのはポイント高いです。
特にチャーリーのコメントは笑わせてくれます。
どんなに辛いことがあってもやっぱり生きてりゃいいことあるぜ!
そんな気持ちでニヤニヤしながらページをめくる至福の時間。
この内容で価格、ストーンズからの素晴らしい贈り物です。
悪魔を憐れむ歌 リミックス
やっぱり元々の楽曲自体が良いから、それをリミックスするのは勇気が要ることと思います。ファットボーイ・スリムは僕らが何を求めているのかが分かっている数少ないアーティストの一人ですね。ビデオ・クリップも収録されていますが、このクリップもかなり気持ち良いです。
消された一家―北九州・連続監禁殺人事件 (新潮文庫)
子が親を、姉が妹を、子供が子供を…ととにかく家族同士が殺し合い、そして解体をする。それも一人の男に命令されるままに。
拷問や解体、殺害のシーンはとにかく凄惨。「ホラーノンフィクション」とオビにあるが、ホラー小説よりもはるかに恐ろしい。
しかし、本書にはどこか覗き見趣味ではない「品位」があった。
その理由は「あとがき」を読んでわかった。著者の事件へのスタンスが極めてまっとうだから、ここまで衝撃的な内容にもかかわらず、高級な感じがしたのだと思う。
「ミスティック・リバー」など、上質の映画を見終わったときのような読後感(良い意味での疲労感)があった。