気象・天気図の読み方・楽しみ方
この本を買って,実際に読んで見ました。
お値段もお手ごろで,ずいぶん分かりやすく説明されているわりには,
安いです。
いいですね。
内容も初心者にとても分かりやすく説明されていますので,気象予報士を目指して勉強にがんばってる人などにとても効果的と思われます。
この本(気象・天気図の読み方・楽しみ方 木村龍治・著)と気象予報士試験関係の本の2冊があれば,完璧『気象予報士 試験』には受かります(結果的に受かるかどうかは,その人の努力次第で決まります)。
気象・天気図の読み方・楽しみ方 木村龍治・著を,お勧めいたします。
Joybien ガードセーブ 警報装置
自転車版の盗難防止装置です。
長所
・バイクに振動が伝わると本体とリモコンのアラームが鳴る。
・本体のスイッチがoffになるとリモコンのアラームが鳴り続ける。
・リモコンから本体のアラームの操作ができる。
短所
・30m離れたらアラームが鳴ると説明書にある。しかし実際に見通しのいい所で離れてみたが、
一向にアラームが鳴る気配がない。 これは相当な距離を離れなければ機能しないと思われる。
それくらい離れればもう窃盗犯は逃げ切っているだろう。
・バイクに振動が伝わらず、そーっともってかれるとアラームが鳴らない。
押していかれたらアウトですね。 乗って走ろうものならさすがに鳴りますけど。
この商品にほしいもの
・本体のスイッチのon-off制御をリモコンで出来るようにしてほしかったですね。
手で本体のスイッチを操作するのは少し抵抗がありますし、
もしリモコンなら本体のスイッチを切られることもなかったのではないでしょうか。
総括
自転車の盗難防止装置としては機能は果たしている。
世界最大の気象情報会社になった日
著者は、ウェザーニュース社の創業社長、石橋博良さん。
石橋さんは、北九州大学外国語学部卒業後、安宅産業という商社に入社。木材を現地調達する仕事で成功するが、あるとき、予想外の時化で運搬船を遭難させてしまう。この失敗を期に、アメリカに本部をもつ海洋気象会社オーシャンルーツに転職。そこで船舶向けの気象情報を発信する仕事に従事する。
日本国内の仕出し弁当会社が、オーシャンルーツ社に気象情報の提供を求めてきた。石橋さんは陸上でも気象情報が必要とされていることに気づく。
石橋さんは「必要とされている情報と、入手できる情報とのギャップを私たちの力で埋めることはできないかと。そのことで、気象情報を必要とするすべての業界が喜ぶサービスを提供できるのではないか」(161ページ)と思ったという。
「こうして考え出されたのが、あらゆる業界に対し、365日24時間体制でサービスを提供する『あなたの気象台』としてのウェザーニューズ社」である。
当時気象庁が独占していた予報業務よりきめ細かな気象情報を発信することでウェザーニュース社は成功し、やがてオーシャンルーツ社を買収してゆく。
本書は、そうした石橋さんのサクセスストーリーが淡々と綴られている。けっして夜郎自大な内容ではなく、石橋さん本人が強く思った結果がウェザーニュース社であると感じた。
冒頭で石橋さんはこう述べている――気象は自然科学の対象であり、天体や植物や鉱物などと同様に万人に対して常に開かれた研究と思惟の対象である。にもかかわらず、マスメディァの分野に限定されていたとはいえ気象についての正しい情報は国が提供する情報だけだというのはおかしい。しかも人々のニーズは多様である。それなのに気象庁発表の限られた情報しか受け取れないという状況はすこぶる倒錯している。(20ページ)
気象庁との間には、丁々発止としたやり取りがあったに違いない。本書では、そのドロドロとしたやり取りは描かれていない。せめて気象予報士の誕生した経緯が書いてあれば、もう少し面白かったかもしれない。
そして最後にこう締めくくられている――私は情報民主主義の世界を創り出すことにチャレンジしたいのである。それが私の夢であり、私の自分自身の限界への挑戦である。その夢が叶ったときに、私はリタイアする。(227ページ)
残念ながら、石橋さんは2010年5月、63歳の若さで他界した。
情報格差は無くなっていない。2011年に起きた福島第一原子力発電所事故では、文部科学省が保有する緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)の情報が伝われず、一部の福島県民が放射性物質が降り注ぐ地帯に沿って避難するという悲劇が起きた。
子宮、応答せよ。--筋腫警報発令中
経験した人にしか分からない、でも誰にでも起こりうる子宮全摘手術。
発見された経過や症状(健診や生理のつらさなど)、手術、術後の様子について、具体的に、分かりやすく描いて&書かれていて、すごく勉強になった。と同時に、楽しく読み終えた。つらい経験をされたにもかかわらず、周りの人への気遣いや感謝なども忘れず乗り越えた作者の人柄が出ていると思う。
特に、「ナイト用やパンツタイプのナプキンでは物足りない方は、婦人科を受診してください、って、ナプキンの袋に印刷したらどうか」という一文には、ユーモアと、つらい思いをしている女性たちへのあたたかい思いやりを感じた。