キノの旅 -the Beautiful world- I [DVD]
この話は人の痛みがわかる国では自分の気持ちを理解してもらいたい
と思ってたけど見ていて自分が聞かれたくない心の声や聞きたくない
声が聞こえることはたえがたい苦痛であり愛する二人を引き裂く結果
にもなる見ていて考えさせられましたそして予言の国の中の最後の国
はかなしみの歌を歌い続けるきっかけが残酷でかなしみを知らない
青年がかなしみを知り歌い続ける気持ちもわかるような気がします
ぜひおすすめします
キノの旅〈15〉 (電撃文庫)
キノとしゃべる二輪車エルメスが旅をして色々な国を訪ねる物語の15冊目です。
色々な文化程度の、それぞれの風習がある城壁に囲まれた国々が点在する世界。
この巻ではキノの師匠の旅の話「ケダモノの国」や、
キノが銃のコレクション自慢の人物に会う「マニアの国」、
12巻に登場し奴隷として買われた少女のその後「フォトの日々」などが載っています。
とくに時系列が逆に掲載されている「戦って死ぬということ」の急展開と
「犯人がいる国」のキノの犯人にたいしまったくひるまない様子が、面白かったです。
口絵の短いお話二編も風刺が利いて楽しいですし、どのお話もひねりがあって楽しませてもらいました。
キノの旅 -the Beautiful World-
前から気になっていたので、買ってみました。それまでは原作を読んだ事はなく、『キノの旅』のアニメを観た程度でした。そしていざ、遊んでみると‥面白い!全てが「フルボイス」なのですんなり頭の中に物語が入って来るし、1つ1つのストーリーが奥深いんです。ビジュアルも水彩画の様に綺麗なので遊びながら、癒されるというか‥。自分自身が「旅人」となって物語を進めていく『アナザーストーリー』もあるので、ゲームとしても楽しめます。クリア後のおまけも見所バッチリですので(特に「陸」ファンは、必見!)、これから『キノの旅』の世界に触れてみようという方にもお勧めですよ。
キノの旅〈12〉the Beautiful World (電撃文庫)
「キノの旅」の最新刊です。
ここんとこ、「学園キノ」という番外編が入っていたので刊行ペースが落ちていましたが、これで通常サイクルに戻ったのではないかと思います。
さて、今作ですが、、ちょっといつもと感じが違って切れ味が悪かった様に思います。いつもが素晴らしいだけに、一般論でいえば及第点に達してはいるんですが、少し物足りないというかキレが悪いというか何かが足りない感じがします。
いつもと同じように、キノとモトラドのエルメスのコンビが世界各地のいろいろな国を回り、その国でいろいろな事件を見たり、巻き込まれたり、傍観したりするシリーズ構成はいつもと同じで、積極的に事件に関与しないスタンスも変わりませんし、どちらかというとシニカルな設定が多い中でちょっと感動するネタを入れてくるのも変わりません(←ただし、今回はその感動ものは最後にひねりを聞かせて感動になりませんでしたが)。
しかし、どことなくキレが悪かったです。ディーとシズなどのサブキャラの回や、売られた奴隷の話などが結構長かったりしたのもあるでしょうし、ひょっとしたら、キノのガンマンとしての腕や旅人としてのスキルを活かしたアクションシーンとかがなかったのが原因かも知れません。個人的には、キノが巻き込まれながらも事件を解決する話や、腕を買われて戦うような話もたまに読みたいです。
さて。キノの旅シリーズといえば、毎度毎度あとがきが予定外なところにのっていたり、変則的なものだったりというのが読者の恒例のお楽しみなんですが,今回もいつもとは一風変わったあとがきになっています。ある意味で正当派といえば正当派なんですが、今回は長さが違うし、意外な発表(?)もありますよ。