スコーピオン・キング2 [Blu-ray]
「ハムナプトラ2」からのスピンオフ作品「スコーピオン・キング」の前日談という複雑?な設定の映画です。
特典一切無し、映画の内容もショボショボ。このシリーズは大抵シネスコのはずなのにビスタ収録。
おまけに「スコーピオン・キング3」発売後のリリース。
何か変だな?と思ったら元々ビデオムービーだったようで。
しかしまあ、一応は楽しめるので。
スコーピオン・キング ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー
ハムナプトラシリーズから引っ張ってきた作品なだけに、映画自体はCGだけの薄い映画です。しかし、サントラは熱い!最近流行の下手なオムニバス形式のロックアルバムを購入するよりは、このアルバムを買ったほうがいい。スポーンのサントラと同様、最新のトレンドを取り入れたアルバムです。
スコーピオン・キング [DVD]
映画「ハムナトラ2」に出てくる悪役の話。
正確に言えば悪役でないときの話。
ソドムとゴモラという地名も出てくるなど、
映画自体はハッピーエンドでも、後日談的には辛いドラマが想像できる。
まるで「スターウォーズ エピソード1」と同じように。
はじめから、「スコーピオンキング2」とかを意識して作っているのか、
ラストにはそれをほのめかすセリフも出てくる。
観客としては、やはり
「どうしてあの主人公が悪者になったのか」とか
あの有名なソドムとゴモらの話がどう絡んでくるのか、など
気になるところではある。って、製作側の思惑通り?(笑)
スコーピオン・キング (角川文庫)
暗殺者を輩出してきた部族であるアッカド人のマサイアスは、ゴモラの王メムノーンに仕える妖術師を倒す事をウルの部族の王たちに依頼される。
しかし裏切り者の存在でそれが失敗に終わる。
メムノーンに仕える妖術師は、その予言の力でメムノーンの戦いに勝利をもたらせて来たが
本心ではメムノーンを憎悪していた。
そんな時に現れたマサイアスに彼女は自分の運命を賭ける事にする。
こんな感じの物語ですが。
なんというか、ファンタジーですね。
舞台となる世界は三千年の昔となっているが、国の名前や都の名前とか、砂漠があったりしますから中近東あたりのイメージも受けるけど
正直、イマイチわからない。
空想で作られた世界との印象で、その点も正直、不満が残ります。
古代を舞台にするなら、その舞台を推敲してしっかりしたものを築いて欲しいですし。
あと、一介の暗殺者と王が一騎打ちするとか、いかにもファンタジーらしい展開も続いていますから。
こうした展開を読んでいるときはそれは楽しめましたが。
読み終わってみると、舞台といい、設定といい、どうにも不満が残りました