鋼鉄の華っ柱 7 (少年サンデーコミックス)
遠霧蘭子との出会いを描いた子供編の続きです。全て回想で、現代の彼らの出番はなし。
忌まわしい遠霧家の伝説 から、真道たちは蘭子を救い出そうとするが・・・!?
過去編の結末は巻をまたぎます。
相変わらず読んでいて面白いですが、続きが気になる。次巻とセットで(過去編結末まで)一気に読みたかった。
満天の星と青い空
彼のマンガが好きで、小説を書いたというので、2012年夏の読書第一弾として真っ先に選んで読んだ。
面白かった。
通勤途中で降車駅を乗り過ごしてしまった。
西森作品は悪役がよい。
最後は主人公に負けてしまうのを、心のなかでは本人も納得ずくだ。
主人公は、儚く脆弱な人間性(モラル)に自分のすべての持ち金をベットする。
そうなのだ。
自分の存在そのものを賭して、全人格を賭して、他人も本質的に「善」であるほうにbetするのだ。
PersonalなCommitment。
青い。
でもその青さが、僕らを惹きつける。
夏の青空に、お薦めの一冊だ。
鋼鉄の華っ柱 1 (少年サンデーコミックス)
新作はかなりの読み応えあり。社会の裏も見られるし多分学園生活も見られる展開になっていくのでしょう。もちろんラブコメにも期待してます。でも今後どう転がっていくかは予想しづらい話です。真道がどれくらいの器の人間なのか見届けたいと思います。