Singin' In The Rain: Original Motion Picture Soundtrack
私はミュージカルが嫌いで嫌いで・・・嫌いなはずなのに、この映画はとにかく大好き。これを見て他のミュージカル映画を見ようとは思わないし、これから先ミュージカルにハマることもないはず。なのに、この作品は自分の好きな映画BEST3に入ってしまっている。
ジーン・ケリーが雨降る通りを唄いながら歩くシーンは有名だが、この映画は生きることの素晴らしさというか、「幸せ」がギュっと詰まっている。そして、このサウンドトラックも「幸せ」な気分にさせてくれる作品だ。もちろんメインテーマの「雨に唄えば」は超オススメ♪その他の曲も「グッドモーニング」「ビューティフルガール」などなど幸せ気分なナンバー満載!
最後に、私は雨が嫌いだが、雨の日に「雨を唄えば」を聴くと、一日をとても気分良く過ごせてしまう。
要するに、この映画、そしてサントラも、否応でも人を惹きつけてしまう魅力を持っているということだ。
ピアノ Fuming(フーミン)のハートで弾く映画音楽 02 CD付き 失恋したときに弾きたいピアノ曲集
失恋したときに弾きたいピアノ!というテーマ。でも「雨に唄えば」もはいっている。どうして?と思ったけど映画解説を読んで納得。そんな隠されたストーリーがあったかともう一度映画を見たくなりました。チェット・ベイカーの映画は知らなかったけど、曲がとてもよかった。模範CDがついていたので、最初に音がきけて練習しやすかったです。
雨に唄えば 50周年記念版 スペシャル・エディション [DVD]
画質☆☆☆☆☆
音質☆☆☆☆
ジーン・ケリーが雨の中で唄い踊るシーンが有名なMGMミュージカル
の金字塔的作品です。しかし、ストーリーは意外と知られていない
作品でもあります。この作品はコメディの名作でもあるのです。
(この作品を見た人には納得して頂けると思います。)映画の
舞台をトーキー移行期に設定し、アーサー・フリードの曲を無理なく
映画に散りばめるという見事なアイディアには拍手です。
スペシャルエディションであるこのDVDには特典映像が満載です。
音声解説では大変貴重な話が聞けますし、ドキュメンタリー
映像はミュージカルファンなら一見の価値があります。
また、2枚組でジーンとデビーのピクチャディスク仕様になって<!P> います。字幕もシネフォントを採用してあり映画館で観ているよう
気分を味わうことができます。
この作品はやはり、素晴らしい作品です。今のハリウッド作品
作品にはない大切なものが詰まっています。よく、MGMミュージカ
ルは明るく楽しいのが特徴だといわれますが、私はこの作品はそれ
だけではないと思うのです。楽しくて、こっちまで幸せになる、
そんな作品です。
雨に唄えば/巴里のアメリカ人 [宝島シネマパラダイス・2枚組]
<雨に唄えば>
サイレント映画全盛の時代。
ハリウッドの大スター・ドンとリナは、結婚間近といわれる大物カップルだったが、
実際はリナの一方的な片思いだった。一方ドンは駆け出しの女優キャシーと恋に落ちる。
キャシーのことが気に食わないリナは、様々な方法でリナを妨害する。
そんな中、ハリウッドにトーキーの時代が到来し、ドンの俳優生命に危機が訪れる・・・。
<巴里のアメリカ人>
アメリカ人の青年ジェリーは、戦後パリで画家としての成功を夢見て生活していた。
ジェリーは金持ちのパトロンを得、画家としての転機を迎えていた。
そんな中、ジェリーは酒場で見かけた女性リズに一目惚れする。
ジェリーの熱烈なアピールを最初は嫌がっていたリズも、次第に心を許し始めるが、
リズはジェリーの友人アンリの婚約者だった・・・。
いずれもジーン・ケリーの楽しそうな演技が心に残る。
ぜひ見てほしい快作である。
雨に唄えば [DVD]
ジャケットを見ただけでも幸福な気持ちになれる歴史的名画、一家に一枚常備しましょう、
この語りつくされている名作のテーマは何か?といえば、それは冒頭と終幕にジーン・ケリーの言葉として語られるDignityだろうと思います、和訳すれば威厳・尊厳・名誉・自尊心など多様な意味をもってしまい日本語の一つの単語にはなりにくい英語らしい良い言葉でしょう、Dignityという台詞はまるで主演男優からスクリーン前の観客に直接語りかけるような演出で繰り返されるのです、
ジーン・ケリー演じる主人公が惨めな思いも多かった下積み時代にもDignityを忘れず、成功することで文字通りのDignityを獲得する物語と私は解釈しています、
Dignityは私たちに日本人には実は身近な言葉であるとも言えるのです、それは婚姻等に関する日本国憲法第24条2の「個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない laws shall be enacted from the standpoint of individual dignity and the essential equality of the sexes」と使用されているからです、
本作で語られるDignityと日本国憲法で規定されている Dignityがはたして同じものなのかちょっと考えてみるのも一興でしょう、
私は映画が語るディグニティはあくまでも努力で獲得するもの、そして他人が認めることで成り立つものであり、憲法第24条のディグニティは人が生まれながらにしてもっているような性質を指しているようにかんじるからです、 何故こんなことを考えてしまうかといえば、卑近な例を挙げればデビ夫人にはかろうじてまだディグニティがのこているが叶姉妹はいくら努力してもディグニティを獲得することも不可能、より大きな例をあげれば、400年前徳川幕府成立によって天皇家のディグニティは権力のない尊厳になったがそれでも天皇家のディグニティは否定しようがないなどと考えているからです、最近流行のリスペクトという言葉はいたずらにプライドばかり高く繊細で傷つきやすい自我を必死で防衛したい弱弱しさを感じさせ、本作のジーン・ケリーが語るディグニティのようなタフさを感じなかったりと、