嵐ノ花 叢ノ歌 (アラシノハナ ムラクモノウタ) (1) (リュウコミックス)
イラストレーターの方だというだけあって、絵がとても巧いです。
ストーリーやキャラクターも自分としてはとても好きですね。
内容的には、第二次世界大戦の中国大陸を背景に、人外・妖術の類・レトロフューチャーのごった煮を見ているような感じでしょうか。思惑の異なる互いに合間見えることのないキャラクター達が、どのような展開を繰り広げるのか楽しみです。
ただ、単行本の見開き1ページ目に、主人公格の少年と少女の成長後らしき姿絵が描かれていて、全体として大きな構想のストーリーだと思われます。出典を見る限り、2ヶ月に1話のペースで連載しているようなので、今後、過去のストーリーも含めていくとなると作品完結まで何年くらいかかるのか、それだけが心配ですね。
私立ジャスティス学園ドラマ1
人気格闘ゲーム「私立ジャスティス学園」のオリジナルドラマを収録したドラマCD。
ゲームの主人公・一文字伐と若葉ひなたの二人を中心としたストーリーとなっている。
逆に言うと、ゲームに登場する他のキャラのほとんどが登場しないため、
ストーリー設定を省けば、完全に独立した構成になっているのが特徴。
なんといってもこのCDの聴き所は前半部分。
いわゆる戦闘シーンはほとんどなく伐とひなたの愉快(笑)な会話で物語が進む。
ひなたはともかく、伐のほうは正直言ってゲーム中の彼のキャラとはややかけ離れた性格となっていて
違和感を覚えるが、それが面白い。
ゲーム中ではあまり会話シーンのない二人のバカみたいな掛け合いが聞けるのも良い。
とくにオススメなのが伐の「あと!は勇気だけだ」のツッコミ。それ、あんただって(笑)
自分のように某ガ○ガ○ガ○の影響でこのゲームに入った人間にはたまりません(笑)
しかし後半部分、物語が佳境に入り始めると一気に冷める。
特にラストの戦闘シーンの寒さは呆気にとられた。しかも次回に続くんかい。(続いてねえし)
この際、完全に割り切ってCD全編で前半部分のノリで突っ走ってくれたら
星4か5だったのに残念。
まあ、とりあえず伐×ひなたのカップリングが好き、もしくはガガガの例の二人が好き(笑)で
寒い戦闘シーンに耐えられる方にはオススメの作品。
燃えろ!ジャスティス学園
グラフィックや何やらは、プレイステーション版と比べて格段に良くなった。
キャラクターにも個性が出ているし、
3対3の対戦になり、根性ゲージが9本から5本に減らされたのもバランスが取れていて良いと思う。
一つ言うなら、青春日記がボードゲームになってしまったこと。
前回の育成シミュレーションの方が、キャラクターとの関わりも深かったし、後々まで楽しむ事ができたと思う。
ただ、EDITキャラクターを作るだけの要素と考えれば、時間もかからないし楽なのかもしれない。