きらきらひかる DVD BOX
以前に中古ビデオで持っていたのですが、保存版にDVDを購入しました。4人の女優さんがそれぞれの個性的役柄を演じている。最初、タイトルの名前からはかけ離れているストーリーにびっくりしましたが、見てみるとコミカルなタッチで制作されており、ドラマの中で自分を鈴木京香さんに同化させて楽しんで見ています。小林聡美さんも好きな女優さんのひとりです。結構医学的な事柄を解明していくところが多いので、個人的には好きです。値段的にはそこそこしますが満足できる作品だと思います。一見の価値のある作品です。
かもめ食堂 [DVD]
細やかに日常を描いているように見えるが、実は非日常的な映画。
実生活にはホコリもたまるし、人をねたむこともあり、決して美しいだけの世界ではない。
けれど、時にはそんな現実から抜け出し
少しだけ時間を止めて、ホッとしたい人にはめちゃくちゃイイ!
優しく凛とした店主サチエが手際よく作り出す、和食ご飯やコーヒー。
見ているだけで、喉がゴクリと鳴る。
店内のインテリアも、店主同様、明るく清潔感あふれシンプルだけれど美しい。
人気の北欧雑貨も、さりげなく、でも様々なシーンに出てきて
雑貨ファンなら、それだけで楽しめる。
これは決して、舞台が日本だったら作り出せなかったものであり
フィンランドであるから、醸し出される不思議で切ない空気感。
けれど、一番この映画のすごいところは…
自分で丁寧にコーヒーを淹れたくなる。
おにぎりを握って食べたくなる。
部屋をきれいに片付けたくなる。
そして、そんな小さな幸福に喜びを感じさせてくれる。
…そんな変化を与えてくれるところ!
マダムだもの (幻冬舎文庫)
女優小林聡美のエッセイ。気楽に楽しく読めました。
小林聡美は想像どおりの楽しいお人柄。というのが伝わってくるエッセイです。
泣き虫の旦那様や(三谷幸喜)動物たちのとの暮らし振りがわらわせてくれます。
何だかとっても身近な人に感じるけど、ま、実際はハイソなマダムなのかもね。
愛犬のラブラドール「とび」の話もうれしい!ひづめの話には笑えました。
我が家もひづめは一日で禁止!買う時には全然におわないのにあれはもう拷問的悪臭です。凄すぎ。
あと、とびがウンチをするのを「ムリムリっとする」と表現していて、ツボにはまりました。
「モリモリ」じゃなくて「ムリムリ」っていうのが、踏ん張ってる感じが凄く良く出てて、我が家ではちょっとしたブームです。
ちなみに、このエッセイは雑誌「ラ・ヴィ・ドゥ・トランタン」
に連載されていたそうですがあれってそれこそハイソなイメージの雑誌なのにこのエッセイでよかったのかな?
オンリー・ミー―私だけを (幻冬舎文庫)
最近笑ってないという方、是非この本を読んでみてください!
どんなにブルーな気分の時でも、この本を開けばたちまち笑顔になれるでしょう。
ホテルのプールで良心と葛藤しながらも全裸で泳ぐ三谷さん、
持ち前の思い込みの激しさで必死に彼女?を守ろうすると三谷さん、
知らない人に突然長嶋監督に似てると言われ断固として否定する三谷さん。
三谷さんのちょっと変わった思考、鋭い人間観察能力、憎めない人柄が滲み出た、これぞ三谷ワールド!といった感じの本です。
これを読めば更に三谷さんの作品に興味が持てると思いますよ。