ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ ―童貞SOS―(2) (シリウスKC)
こんな漫画読まされたら、漫画家志望者は出版社に持ち込みをすることはおろか
コミティアにのうのうと作品を売り出すことすら不可能になるってなもんです。
自殺志願者は屋上のへりからくるりと踵を返して、パソコンの前でアダルトサイト巡礼に精を出すことでしょう。
すぎむら作品のウリとも言える「くだらなさ」が前面に出た、それどころかくだらなさ一辺倒であるこの作品を読めば
漫画家になることなんてくだらなくなるし、自殺することもくだらなくなる。
『女ンビ』を読んで明日の活力を得ましょう。
なんてったってゾンビ、笑い、オカズがこの一冊でまかなえてしまうのだから!
ホテルカルフォリニア (上) (Best sellers comics)
帯に安野モヨコと大友克洋の推薦文があったので買いました。
10年前の漫画とは思えない、斬新さ。本物はいつまでも新しくあり続ける…などと思いました。矢口史靖の映画にも通ずるような笑える不幸の連続に、徹夜確実。このボリュームも、いいにくいタイトルも、いい(カリフォルニアでなくカルフォリニアです)。
初すぎむらしんいち体験でしたが、これ以降、次々と彼の作品を読んでいます。短編も長編もどれも緻密で、わくわくする展開、あっけない終わり方…絶妙です。
ブロードウェイ・オブ・ザ・デッド 女ンビ ―童貞SOS―(1) (シリウスコミックス)
B級映画好きなら買って損なし。
中野ブロードウェイにゾンビが!
しかも女ゾンビ!
逃げる童貞!
馬鹿だなぁ(笑)
って楽しめます。